2006年8月16日・17日・18日と3日連続でボストンのラジオ局の番組、 Women's Watchがジェリーへのインタヴューの触りを放送しました。
40分ほどあるという全部が出ました。
ここにはその触りの訳を載せました。

音声はこちらで聞けます。左のボタン で早回しで聞けます。
ダウンロードは真ん中のボタンをクリックして下さい。右のボタンはポッドキャストです。
中央にパート1のここに訳したものよりもっと長い12分ばかりのものも入っています。
パート2のもっと長い7分ちょっとのものではB&Gについて、また愛犬について詳しく語っています。
パート3の長いものは10分半ほどあります。
パート4は約7分です。「300」とレオニダスについて語っています。
ですから、全部で4つあります。

* * *
男たちを・・・女たちは見つめる

<パート1>
2006年8月16日

ボストンKBZ Women's Watch, 午前10時30分

ローリー・カー ビー: 彼が仮面の陰の男ですが、一目見たならば、彼の顔を忘れることはないでしょう。スコットランド人の俳優ジェラード・バトラーはまだ誰もが知る名前ではあり ませんが、そうなる途上にあります。バトラー自身の身の上も映画のようです。エジンバラの法律事務所で働いていた若者でした。その後、素敵なお話によくあ るように、運命が介入しました。

ジェリー:[法律事務所を]クビになったんだ。そしてこう言われた。 「わかっているだろうが、これはおまえの夢じゃない。おまえのやりたいことをやりに行ったらどうだ」って。それで、次の日文字通りに荷物をまとめて、ロン ドンに行って、演技の道に入るんだって思った、だって、それがぼくのやりたいことだったんだから。

ローリー・カービー:舞台からテレビへ、最終的に生涯の役である怪人 にたどり着きました。

ジェリー:ぼくはファンタジーの中に入り込んで行くのが大好きなんで すよ。他の人物になり、別の時代に向かい合うことは、もう一つの物語だからね。すべてがうまくまとまるようにはコトが運ばないような難題や事態をくぐり抜 けることが好きなんです。

ローリー・カービー:バトラーは俳優としての経歴を作り上げて行くの は実に楽しい経験だったと言っています。

ジェリー:興奮、疲労、わくわくし、落ち込み、ありとあらゆる感情の 限りを味わうよ。舞上がったり、落ちこんだり、この2年はぼくにはすごく忙しくて消耗したけど、楽しかった。

ローリー・カービー:明日また続きを「ウィミンズ・ウォッチ」でどう ぞ。

<パート2>
2006年8月17日

ボストンKBZ Women's Watch, 午前10時30分

ローリー・カー ビー:スカンジナヴィアの戦士と狂暴なトロールの物語である映画『ベーオウルフとグレンデル』は、 [英語で] 書き記された最古の叙事詩『ベーオウルフ』に異なった解釈をしています。スコットランド人の俳優ジェラード・バトラーは、詩に描かれているよりももっと繊 細で葛藤するベーオウルフを演じています。彼が言うには、逃すわけにはいかない機会だったし、特に映画監督と話し合ったあとではそうだったそうです。

ジェリー:彼 [監督] は、アイスランドで撮影をすることになる場所の写真を見せてくれて、音楽も聞かせてくれた。そして、こう思ったんだ、もしこの映画がてんで儲からなくても 構わない、この映画に出なくちゃいけないってね。そんな風にこれはぼくに訴えかけてきたんだ。

ローリー・カービー:バトラーは前よりも長い髪と髭を粋に生やして、 この映画では違って見えます。ですが、それは彼には今に始まったことではありません。役柄ごとによく違って見えます。そして彼にはそれは問題ではないとの ことです。

ジェリー:ぼくはいつも役に集中するようにしている、ぼく自身の自我 に基づいた考え方をするんじゃなくてね。良く見えようとか、洒落て見えるとか見えないとかしたいんじゃないんだ。それは、みんな役柄に関することなんだ。

ローリー・カービー:それで、ベーオウルフは特に関心をそそるという わけですね。

ジェリー:すごくみだらな言葉で書かれているんだ。見に行ったら、こ れはよくある映画の脚本や物語じゃないし、よくある話の筋でもないって思うよ。

ローリー・カービー:『ベーオウルフとグレンデル』は今晩ケンダル・ スクエアのランドマーク・シアターでご覧になれます。

<パート3>
2006年8月18日
 
ボストンKBZ Women's Watch, 午前10時30分

ローリー・カー ビー:怪人、ドラキュラ、フン族のアッチラとジェラード・バトラーはこの全てを演じてきましたが、まだどういうわけか名を知られていませ ん。ですが、それもじきに変わるでしょう。このハンサムなスコットランド人はすでに彼の名が載った映画の長いリストを得ています。その中には、『トゥーム レイダー2』『Dear フランキー』もあります。最新作は『ベーオウルフとグレンデル』です。この多忙な俳優は休息を取りません。つい最近、ピアース・ブロスナン、マリア・ベッ ロも出演している『バタフライ・オン・ア・ホイール』を撮り終わりました。10月には、アカデミー賞女優のヒラリー・スワ ンクとロマンティック・コメディの撮影に入ります。

ジェリー:美しくて、心傷む作品だよ。これまで見たこともないような ひねりの利いたロマンティック・コメディなんだ。

ローリー・カービー:バトラーがスワンクと共演するのは初めてです。

ジェリー:彼女は凄いと思うし、2回会ったことがある。とても素敵 だった。だから本当にわくわくしているんだよ、だって、ぼくが滑稽でロマンティックになるチャンスを得る役なんだからね。ぼくもちょとばかり晴れやかに なっても良い頃だと思うんだ。

ローリー・カービー:実生活では、バトラーは弁護士でもありました し、またロックバンドのリード・ヴォーカルもしていました。しかし、演じることがいつでも彼の生涯の夢でした。

ジェリー:チームとして働き、誰かに何かを伝えるようなものを作ろう とすることができて、しかもその役に伝えるべきものがあるなら、それこそがぼくが大好きなことなんだ。これがいつだってぼくの夢なんです。

ローリー・カービー:「ウィミンズ・ウォッチ」でした。ローリー・ カービーがお送りいたしました。WBZ ニューズ・ラジオ1030です。


back  home
このインタヴューの裏話へnext