Paisley Daily Express

20101228

ペイズリーの双児が映画のヒーロー、ジェラード・バトラーに遭遇

リン・ジョリー、Paisley Daily Express


双児のスティーブンとニコラス・マッゲーは、ナイトクラブでハリウッドの色男ジェラード・バトラーと出くわし て、思いがけない早めのクリスマスの贈り物を手に入れた。

 

ペイズリー出身の双児は、グラスゴーの29プライ ヴェート・メンバーズ・クラブで友だちと何杯か飲んでいたとき、同郷のジェラードを見つけた。彼は、もともとはラルストンの出である。

 

300』や『P.S. アイ・ラヴ・ユー』を含む映画に主演してきたジェラードは、家族や友人と地味にクリスマスを楽しむため、スコットランドに里帰りしていた。

 

ロッホフィールドに暮らすスティーブンとニコラスは、クラブの一隅がクリスマス・イヴに他の所よりも賑やかな のに気がついて、どうしてだろうと思った。

 

スティーブンは『ペイズリー日刊速報』紙に語った。「店の一カ所がすごく賑やかで、どうしてなのかわからな かったんだ。それから、彼だと気がついた。

「ぼくたちは初め、写真を撮ってもいいかと聞いたら、彼はすぐに戻るからと言って去って行ったんだ。もう一度 お目にかかれるとは思いもしなかったんだけど、彼は戻ってきて、ぼくたちのテーブルに来て、まだ写真を撮りたいか尋ねた。

「それで挨拶して、ぼくたちはペイズリーの出身だと言うと、彼はもともとはラルストンの出だと言ったんだ」

 

スティーブンは付け加えた。「彼には、一挙一動を見つめている女性たちが群がっていて、彼がクラブを出て行く と後を追って行ったよ。

「歌手のダリウス・キャンベルもその晩いたんだけど、だれも彼には目もくれなかったので、彼は静かに飲むこと ができたんだ」

 

二人ともペイズリーのスパーク・オヴ・ジーニアスで働いている26歳 の兄弟は、アメリカで暮らし仕事をしているジェラードが、混ぜこぜの訛りになっていることに気がついた。

 

スティーブンは付け加えた。「まだ彼の中にはペイズリーがあるってわかるよ!」

 

弁護士になる教育を受けたジェラードは、自分のスコットランド人のルーツを誇りにしていると言うが、昨年ペイ ズリーで育つことは「戦闘地帯」で暮らすようなものだと言って物議をかもした。

 

アメリカのファッション誌『アンジェレーノ』とのインタヴューで、故郷について述べたことがペイズリーの街の 顔役たちを激怒させてしまった。

 

高級住宅街のラルストンで育ったジェラードは、幼い頃、お母さんのためにお使いに行くためペイズリーの「いか れた」地域を定期的に通り抜けたと言う。

 

ジェニファー・アニストンも含めて次々と美女との恋の噂が絶えないジェラードは言う。「映画の『ウォリアー ズ』の地に入って行くみたいだった。

「ぼくはあそこに行くと、英国特殊空艇隊になったつもりで入って行って、怪我をしたり殺されたりしないで出て 行こうとしたものさ。

「あの通りには結局は監獄行きになった人たちがすごくたくさんいた。ほんとうにいかれた地域だったね」

 

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