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2008 年10月27日(月)

初期のにぎわい:ネヴェルダインとテイラーの『ゲーム』

レイクショア・エンターテインメントは先週南カリフォルニアで『ゲーム』の試写を行なった。『ゲーム』は、『クランク』の陰にいたいかれた男たちネヴェル ダインとテイラーによる最新映画である。ジェラード・バトラー主演で、「スレイヤーズ」と呼ばれる一人称のシューターのようなゲームで、ヴィデオ・ゲーム をする人が彼をコントロールすることができるようにするナノ・テクを埋め込まれた囚人である。ウェブ上に続々と評が上がっている。初期のにぎわいを見てみ よう。

コラ イダー「アクションを見たいなら、『ゲーム』にある。これには、わたしがここしばらくで見た中でも最も楽しくユニークなア クション場面があるし、これは元ゲーマーの意見だ。デジタル化されたアニメ技法を加えたことに加えて、『アイアンマン』でのトニー・スタークのHUDと 『ラストプラトーン2』の混じり合ったようなケイブル用のオン・スクリーン・ポップ・アップ・ディスプレイを目にすることができた。これは見て浮き浮きす ると思った。なぜなら、ハリウッドからしょっちゅう現れる典型的なアクション場面の限界を、ネヴェルダインとテイラーがついに破ったと思えたからだ。爆発 ではマイケル・ベイにも匹敵するだろう。」・・・「アクション場面が素晴らしい一方、『ゲーム』は実際長過ぎる感じだ。現実の世界での不必要な場面などは カットできるし、引き締めて『クランク』のようなノン・ストップ・アクション映画にできるだろう。」

レッ ド・ユーザー「この映画は群衆からまんべんなく素晴らしい反応を得た。本心を明かしてくれと頼まれるとほとんどの人は素晴 らしいとランク付けした。わたしは特にリアリズムとペースが気に入った。サントラもロッキングで、よく振り付けされた戦闘とスタント場面がたっぷりとあっ た。何一つばらしたくはないが、一連のゲーム・プレイ・アクションは傑出している。」「この映画は人々の度肝を抜くだろう。映画上の選択は素晴らしいもの で、残酷なアクションが詰め込まれた戦闘や戦いの場面から、ゲーム世界での元々の環境、邪悪で裕福な黒幕の優雅な大邸宅まで、あらゆる種類の場面のための 広範な顔つきを含んでいる。超肥満の顔、無情で辛辣な顔、そしてあらゆるスタイルの銃撃があった。」

エイ ント・イット・クール「この映画は退屈するどころではなく、アクションは全く予想外だ。」・・・「これは刺激的で新鮮で 『ゲーマー』に受けようと猛烈に頑張っている――暗闇からコンピュータのスクリーン、アクション、さらにコンピュータのスクリーン、クローズ・アップへと 至るカット――許しがたい」・・・「『ゲーム』はそれ自体をあまりにも深刻に受け取りすぎている。実際、この映画は汗臭い肥満のゲーマーが、公衆の面前で ストリップをしたり、自分の体に触れたり、おしっこをする現実のセクシーな女性をコントロールしている超奇怪な暗い場面で満たされている。」

ロン リー・レヴューアー「観客の反応からするに、この映画は誰もが気に入るということにはならないだろう。それは、1杯のレッ ド・ブルやウォトカにずっとよく似ているからだ。初めの方の極端に暴力的な猛攻撃と歯止めのない酒池肉林のあと、典型的なアクション映画を求めていた者は 逃げ出した。残った者(95%)は、オリジナルで魅惑的なジャンル映画となっていく目もくらむ根性と肉体との混じり合ったものでもてなされた。」・・・ 「この映画は見た所一貫して視覚的に面白い。」・・・「この映画は完璧ではない。敵対者は、我らがヒーローに激しく襲いかかっているべき時に、その場にい ない。見ている人の中には、もっと大きな感情的な高まりを求め、もっと説明が少ない方が良いと思うだろう。」・・・「(『ハロー』Haloのような)他の ゲーム映画とは異なり、『ゲーム』はゲームをする観客に媚びていない。代わりに、『ゲーム』は、たまたまゲームに関するものである最上級のアクション映画 であることに集中している。そうすることで、この映画は映画界がこれまでに目にして来た中で最も正確にゲームを具体化したものになった。」


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