平成14年の年賀切手



年賀切手50円
年賀切手80円


すっかり忘れてましたが,今年は午年でしたね.
来年用の年賀はがきや切手も売り出される時期ですが,午年の最後に今年の年賀切手を紹介しておきます.

平成14年の年賀切手(額面50円)は,新潟県新井市の民芸品「スゲ細工・稲馬」を描いたもの,額面80円の切手は,愛知県西尾市の「吉良の赤馬」という玩具がデザインされています.

「午年」に限らず,年賀切手はたいてい日本各地の民芸品や玩具で干支にちなんだものを題材にしています.馬や牛は昔から身近にいた役に立つ動物ですから,それにちなむものも多いはずですが,トラはもともと日本に生息していないし,イノシシは農作物を荒らす動物として嫌われていただろうし,こういう動物の民芸品を探すのは大変だったでしょうね.

今年は未年,羊も昔は日本にいなかったと思いますが,今年の切手にデザインされた羊の土鈴や人形は,昭和50年代から個人の作家によって製作されている比較的新しいものだそうです.やはり伝統的なものだけでは,ネタがつきてしまいますね.

(2002年12月)



切手博物館のページ(目次)へ

トップページへ


address=http://www004.upp.so-net.ne.jp/cosmarr/