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昨年のケンタッキーダービー馬 Barbaro(バーバロ/バルバロ)が1月29日に安楽死処分となりました.
Barbaro は2冠目のプリークネスSで発走直後に右後肢を骨折,普通ならその場で薬殺されるほどの重傷でしたが,
直ちにペンシルバニア大学に運ばれ,5時間に及ぶ手術が行われました.
手術そのものは成功したのですが,その後左後肢に蹄葉炎を発症し,
一時は驚異的な回復を見せたものの,両前脚も蹄葉炎に冒され,最終的に安楽死処分がとられたものです.
以前に比べると,重大な骨折事故から回復する競走馬はかなり増えてきていますが,
手術後の管理,特に蹄葉炎の防止はやはり難しいようです.
今後はこうした「悲運の名馬」が少しでも減ることを祈らずにはいられません.