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競走馬としても種牡馬としても活躍した Cozzene(コジーン)が,
繋養先のゲインズウェイファーム(米ケンタッキー州)で死亡しました.
健康状態が悪化したため安楽死処分がとられたもので,28歳でした.
Cozzene はブリーダーズCマイル(芝8F)など芝のレースで活躍し,
1985年のアメリカ芝チャンピオンとなりました.
種牡馬となっても芝適性の高さを発揮し,
*ティッカネン
(ブリーダーズCターフ優勝),
*スターオブコジーン
(アーリントンミリオン,マンノウォーS優勝),
Environment Friend
(エクリプスS優勝)など,芝の中〜長距離を得意とする産駒を輩出,
日本でも
アドマイヤコジーン
(安田記念,朝日杯3歳S優勝),
*ローブデコルテ
(オークス優勝)といった活躍馬がいます.
今年も38頭の牝馬に交配されており,
来年生まれるこの産駒達がラストクロップとなります.
Northern Dancer や Hail to Reason を持たず,
Nasrullah と Princequillo のニックスを持つ血統はかなり貴重で,
その意味でも競馬界の至宝と言える偉大な馬でした.