2001年6月の名馬


 
ManoWar
Man o'War
(マンノウォー)

1917 - 1947

牡  栗毛

父:Fair Play
母:Mahubah

写真は“Top 100 Racehorses of
   the 20th Century”表紙

5代血統表

昨年,JRAが「ファン投票による20世紀の100名馬」を選定しましたが, 同じようなことはどこの国でも考えるようで, イギリスではレーシングポスト誌,アメリカではブラッドホース誌が主催して, それぞれ「20世紀の名馬」100頭が選ばれました.

その「アメリカ版20世紀の名馬」第1位が Man o'War(マンノウォー)です.
Man o'War は1917年生まれですから, この馬の走る姿を実際に見た人はほとんどいないはずですが, それでも第1位に選ばれるのですから, 日本人には想像もつかないほど愛されているのでしょう.

Man o'War は21戦20勝2着1回,プリークネスSやベルモントSを勝ち, 種牡馬となってからも,アメリカの3冠馬 War Admiral や, 日本の競馬界に多大な貢献をした月友の父となるなど, 20世紀の名馬にふさわしい成績を残しています.

Man o'War が生涯ただ一度負けたのが, 2歳時のサンフォードメモリアルS(距離6ハロン,約1200m)でした. スタートで出遅れたものですが,このレースで勝った馬の名前が Upset, 「意外な敗戦,番狂わせ」という意味です. 話ができすぎですね.



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