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2003年のエクリプス賞(アメリカの年度代表馬を選定する賞)が発表になり,
”Horse of the Year”(年度代表馬)には Mineshaft(マインシャフト)が選ばれました.
エクリプス賞の年度代表馬にはブリーダーズCの優勝馬やケンタッキーダービー馬が選ばれることが多いのですが,
Mineshaft はブリーダーズCに出走していませんでした.
しかし,2003年の全成績は9戦7勝2着2回,うちG1レースの成績は5戦4勝2着1回ですから,
文句をつける必要はないでしょう.
Mineshaft は2002年(3歳時)はヨーロッパで走っていましたが,目立った成績を残すことができませんでした.
その後アメリカに移籍してから馬が変わったように走り出し,ついに年度代表馬にまで上り詰めたわけです.
父 A.P.Indy,母の父 Mr.Prospector と,確かにアメリカのダート競馬が合っていそうな血統ですが,
Northern Dancer や Hail to Reason を持たない血脈は種牡馬としても期待したいですね.