![]() |
オースミダイナー |
|
1988 - | ||
牡 鹿毛 | ||
父:ギャロップダイナ 母:タケノパール |
||
(写真は月刊ハロン2002年9月号より) | ||
5代血統表 |
高齢まで活躍した馬といえばミスタートウジンが有名ですが,
最高齢で重賞を勝った記録を持つのは,ホッカイドウ競馬に所属していたオースミダイナーです.
オースミダイナーは中央競馬でデビューし,6戦5勝という成績を残しています.
デビュー戦以外は武豊騎手が騎乗し,もちろん将来を期待されていたのですが,
脚部不安で長期休養を余儀なくされ,ホッカイドウ競馬に移籍しました.
その後も大事に使われ,引退までに中央・地方合わせて48戦21勝をあげました.
脚部不安を克服して長く走り続けたのもすばらしいことですが,
13歳で重賞のエトワール賞(1000m)を勝ち,
その前年(12歳時!)には中央競馬との交流重賞である北海道スプリントC(1000m)を制しています.
馬は高齢になるとスピードが衰えるのが普通ですが,
中央からの強豪相手にダート1000mを58秒台で走れる12歳馬というのは,
とんでもないとしか言いようがありません.
オースミダイナーは昨年9月に引退しましたが,
今後も最高齢重賞制覇(13歳2ヶ月)の記録は破られることはないでしょう.
長い間ご苦労さまでした.