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1987年のエリザベス女王杯を制したタレンティドガールが,
生まれ故郷の千代田牧場(北海道新ひだか町)で老衰のため11月に死亡しました.
タレンティドガールの半兄は天皇賞(秋)に優勝した
ニッポーテイオー
ですが,
兄=天皇賞馬,妹=エリザベス女王杯馬 という組合せは,
この兄妹の他に3組います.
天皇賞(秋)勝ち馬(兄) | 年 | エリザベス女王杯勝ち馬(妹) | 年 |
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ニッポーテイオー | 1987 | タレンティドガール | 1987 |
タマモクロス | 1988 | ミヤマポピー | 1988 |
サクラチトセオー | 1995 | サクラキャンドル | 1995 |
ダイワメジャー | 2006 | ダイワスカーレット | 2007 |
この4組の共通点は,それぞれ父親が違うこと,つまり全兄妹ではないという点です.
父親が異なっても兄妹でG1レースを勝っているのですから,
母親=牝系が優秀だということですね.
なお,ダイワメジャー・ダイワスカーレット以外は同年の制覇,
また,1995年以前のエリザベス女王杯は3歳牝馬限定(当時の表記では“4歳限定”)の2400m戦ですので,
最後の組はちょっとタイプが違うかもしれません.
ダイワスカーレットは今年の天皇賞(秋)に出走してハナ差の2着でした. もう少しで「同一馬が天皇賞(秋)とエリザベス女王杯に優勝」という新しい記録が誕生するところだったんですね. うーん,残念!