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4月5日,アメリカのアケダクト競馬場でウッドメモリアルS(G1,ダート9F)が行われました.
このレースはケンタッキーダービーの前哨戦に位置づけられ,
過去には Fusaichi Pegasus(フサイチペガサス)なども優勝している重要なステップレースです.
このレースを制したのは Tale of Ekati(テイルオブエカティ)で,
昨年のブリーダーズCジュヴェナイルの勝ち馬 War Pass(ウォーパス)を1/2馬身下しての優勝でした.
Tale of Ekati の母は Silence Beauty(サイレンスビューティ)とアルファベット表記になっていますが,
実は日本生まれ,父は*サンデーサイレンスです.
アメリカのキーンランドジュライセールで売却され,アイルランドで3戦0勝の後,
アメリカで繁殖牝馬となりました.
Tale of Ekati はウッドメモリアルSの勝利でケンタッキーダービーの有力馬となったわけですが, 勝ちタイムの 1:52.35 は馬場状態を差し引いても「遅すぎる」との見方が強く, あと1ハロン伸びるダービーでの巻き返しを期待したいところです.