2008年6月の名馬
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タニノギムレット |
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1999 - |
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牡 鹿毛 |
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父:*ブライアンズタイム
母:タニノクリスタル |
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5代血統表 |
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写真:ダービー(2002年) Club A-PAT 壁紙 |
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昨年のダービーは
ウオッカ
が64年ぶりに牝馬として優勝しましたが,
その父タニノギムレットも2002年のダービー馬でした.
「ダービー馬はダービー馬から」という格言がありますが,
父仔でダービーを制覇した例を探してみたところ,日本では5組しかありませんでした.
カブトヤマ(1933年)−マツミドリ(1947年)
ミナミホマレ(1942年)−ゴールデンウエーブ(1954年)
ミナミホマレ(1942年)−ダイゴホマレ(1958年)
シンボリルドルフ(1984年)−トウカイテイオー(1991年)
タニノギムレット(2002年)−ウオッカ(2007年)
ダービー馬は引退後ほとんどが種牡馬となり,優秀な牝馬と配合される可能性も高いので,
もっと多くの父仔制覇があるように思いましたが,意外と少ないんですね.
タニノギムレットの父は
*ブライアンズタイム
ですが,実はこの馬もダービー馬なんです.
1988年のフロリダダービー(米G1,ダート9F)を勝っているんですが,
本番のケンタッキーダービーでは牝馬の
Winning Colors
の5着に負けてしまいました.
ダービーで牝馬に負けた*ブライアンズタイムの孫にあたる牝馬のウオッカがダービーを勝つ...
なんだか運命を感じますね.