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9月21日にワカオライデンが老衰のため死亡しました.
ワカオライデンは中央で朝日チャレンジC優勝(1着入線したニシノライデンが失格したため繰り上がり)などの後,
金沢・笠松に移籍,東海菊花賞や名古屋大賞典などを制しました.
引退後はテンポイントの近親という血統が評価されて種牡馬となり,
ライデンリーダー(4歳牝馬特別,桜花賞4着)や
トミケンライデン(全日本サラブレッドC)
などの活躍馬を出しました.
産駒は地方所属馬が多かったため,ダートでの活躍が目立ちましたが,
ライデンリーダーのように芝の重賞で好走する例もありました.
比較的早い時期にデビューして活躍する産駒が多かったのも,
馬主孝行な種牡馬として重宝がられた理由の一つだと思います.
2006年生まれの牝馬(母:クラダッチューノ)が最後の産駒のようですが,
今後しばらくは「母の父」の欄にワカオライデンの名前を見ることができるでしょう.