今まで通っていたコーヒー屋(自家焙煎の豆を売る店)の店員が代わり,
なんだか雰囲気が悪くなって,足が遠のいてしまいました.
他にいい店がないかとインターネットで探していたところ,
「フェアトレードコーヒー」という文字に目が留まりました.
フェアトレードというのは直訳すると「公平な貿易」ですが,辞書を引くと,
『途上国の生産者に公正な賃金や労働条件を保証した価格で商品を購入することで,
途上国の自立や環境保全を支援する国際協力の新しい形態』
というようなことが書いてあります.
こうした問題にそれまであまり関心はなかったんですが,
コーヒーを買うことで誰かの役に立つのならいいかなと思い,
「福猫屋」
というショップでペルーのコチャパンパコーヒーを注文しました.
名前はインカっぽいにおいがしますが(どういうにおいだか自分でもよくわかりませんけど),
実際のコーヒーはあまり癖がなくてオーソドックスな味と香りです.
値段もそれほど高くないし,有機栽培で作られているそうで,
フェアトレードだからというのではなく,
普通においしいコーヒーとして飲めるなと思いました.
他にも珍しいコーヒーがいろいろあるので,
順番に試してみようと思います.
(2007年2月)