このところの「マイブーム」は,動画を“DivX”で圧縮してCD−RやDVD−Rに焼くことです.
普通2時間程度の動画はDVD(4.7GB)に焼くんですが,
圧縮して700MB以下の大きさにしてCD−Rに焼けばメディア代が安くすむし,
DVD−Rに焼けば1枚に10〜12時間分の動画が入るので,たいへんお得というわけです.
DivXを利用するためには,コーデックであるDivXはもちろんですが,
圧縮(エンコード)を行うソフトが必要になります.
パッケージで販売されているエンコードソフトもいくつかありますが,
DivXを開発したDivX Networksという会社がオンラインで販売している
Dr.DivX というエンコードソフトを買ってみました.
このソフトにはDivXコーデックもバンドルされているので,
これ1本でDivXファイルを作成することができます.
このソフトは英語版ですが,初期設定のままでもとりあえずエンコードはできるので,
HDD内のファイルを小さくしたいというような場合は,簡単に使うことができます.
設定をいじるとすればビットレート(圧縮率)の部分ですが,
これも,できあがりのファイル容量(CD−Rに焼く場合は650か700MB)を指定すると,
それに合わせたビットレートにしてくれるので,面倒な計算も必要ありません.
実はこのソフトを買う前にフリーソフトを利用してエンコードをやっていたのですが,
映像と音声のデータを別にしたり,字幕を貼り付けたり,ビットレートを計算したりとものすごくめんどくさいし,
失敗することも多く,1枚焼くのに数日がかりでした.
日本円で約6000円のソフトですが,その価値はあると思います.
(2003年9月)