3/20(月) Micronesia-Saipan沖周辺 9:00-11:00

Saipanで初のトローリングを経験。ツアーのメインはバンザイクリフ周辺のドルフィンウォッチングと言う事で、子供大人共$125で釣り付き。
釣りはルアーフィッシング程度と思っていたが、実際はトローリングだった。(こちらとしてはキャスティングの方が楽しめて良かったが)
トローリングが付いているとは言え、一家族となるとちょっと高い。
ともあれ、最初の2時間はマニャハガ島周辺でのトローリング。(乗客は我々のみ-恐らくイルカが見える確率は低く人気が無いのだろう)
4本の仕掛けを流し、モータボートで疾走するので、まぁ狙う魚は小さいがトローリングそのもの!
左右に斜めに倒し張り出されたマスト(4-5m)様なものは、以前よりナニモノか?と思っていたが、ここで漸く判った。狭い船から後方に、4本の仕掛けを流すため、各々が絡まないように、左右2本の仕掛けをマストの突端にセットするのだ。これで左右に張り出したマストに2本、船上の左右の幅に2本の仕掛けが流せることになる。
さてどのようにセットするかと言うと、仕掛けを入れるとミチイト(かなり太い)を、輪ゴムでマストのロープの一端に固定し、国旗掲揚の要領でロープを引張り上げるとマストの突端に仕掛けがセットできるというもの。魚が掛かると輪ゴムが吹っ飛ぶ!
日本では大会などを除いて、トローリングは「漁」扱いになり一応禁止になっているときいた気がする。確かに漁船には、この長いマストが左右に必ず付いている。※日本での「トローリング禁止」の件については、あまり定かではない。
クルーは現地人でWBCは日本びいき、キャプテンはキューバびいき。日本語と英語のゴチャゴチャだが概ね言っている事は理解できた。
仕掛けは、20cm程度のタコベイト様なイカを模擬した疑似餌に2本のフック。フックにもう1本の環付きフックの環が通され、2本連結されたストレートフック。大雑把な仕掛けである事は間違いない。
仕掛けを流し始めて、10分後、バチンと音がしたかと思うと、大型ドラムリールのドラグが唸りだす!
シイラ(マヒマヒ)がヒットしたらしい。最初にクルーがフッキングを確認したら即交替する。
が、思った以上に重い!更にシイラが走るとドラグが空回りし更には糸が出て行くため、倍以上の回転を要する。
TVで良く観る「専用チェア」に座り直すのか?と思ったが、ここはどうやら「もっと大物用」の椅子らしい。
シイラ如きは、左右の縁に差し込まれた竿はそのままに「とにかく巻け巻け」のみ。
シイラが見えるまでには、腕はパンパンになり、とても「カジキ」なんてものは上げられると思えないほどしんどい。
どうにか1本引き上げたのは、メータは優に超えた良型!顔はエイリアンである。南伊豆の沖磯で見た通り、海面に見える背びれは、ギラギラするほどの美しい青で、時おり見せる鰓洗いで腹の黄色が鮮やかに映る。船上に引き上げると黄色から色が変わるが、獰猛な顔は変わらない。船の小さなカメをあけ(ここが異様なほど臭い!ので、さすがの私も顔をしかめた)魚を放り込み、飛び出した頭を蓋で押さえつけフックを外す。仕掛け流し〜引上げ、フック外しをクルーがやってくれるため、こちらは「巻く」のみ。
長男坊に交替し2尾ほど釣り上げさせ、時には左右のダブルヒットもあり楽しめた。義父もカミさんも少しは巻くが、あまりの重さに根を上げた。
釣り自体は、竿のしなりもなく、鉄棒で釣りをしている感じが強く、とにかくハードタックルで「巻く」のみ。
時おり出て行く糸には「スゲー」と思うものの、やはり侘び寂は無縁の代物。とにかく重い!のみ。クルーは右手のエクササイズと言う。こちらは右手どころか、左手、両手と交互に姿勢を変えながらでないと巻けるものではない!
また、竿を持つのは駄目らしく、竿でグイーンと引張ってギュリュギュリュと巻くと思っていたが、左手は大型ドラムリールのボディに添えるのみ。「ただ、巻くだけ」ということが判ってもらえると思う。→恐らくポンピングをするとフックが外れるのだろう!
このような状況で、結果的に僅か1時間強で6尾(いずれもメータ超)のシイラを仕留めた。これはクルーに言わせると好釣果らしい。
が、その頃には2人の子供たちは「船酔い」の洗礼を受けていた。吐くことはなかったが、これ以上のクルージングは不可能(本人弁)となり、ドルフィンウォッチングは諦め、帰港する事にした。(私としてはイルカよりもバンザイクリフを海上から見てみたかった)
帰港する間も2流しで1尾のシイラをゲット!その後、帰港までルーフ操縦席前のシートで寛ぎ景観を楽しむ。
帰港間際にシイラを刺身で捌いたので、「食べろ」と言う。子供達も熟睡後、復帰してバクバクと食いやがる。やはりエサトリ健在だ。
他のツアーでは「トローリングのみ」で$450とあったので、こちらはもう少し大型魚か他魚種を狙いに行くのだろう。
まぁ、日本では味わえない釣りを楽しめたので良かったが、半日のツアーの内、2時間ほどで終了は、ちと高かったかな?
帰港後、復帰した子供たちは、マヒマヒは旨かった!と言うもののイルカは観たかった!と後悔している様子。
熟睡後、船酔い復帰するのであれば、「我慢せずに寝ておけば良かった」とは長男坊の弁。
先にイルカウォッチングをすれば良かったのだろうが、ついでにシイラで「漁夫の利」を稼ぐのもあるのかもしれない。

余談−現地でWBC日本初代チャンピオンのダイジェストを見て感動した!何と言おうと、韓国・キューバを撃破しての優勝は最高でした。しかしサイパンでは、全く騒いでいなかった。やはりアメリカの敗退が原因か審判の低レベルの影響か?海外NHKでは、放送権の関係から試合後の状況〜インタビューまで動画が放映できないらしく、試合状況は「放送権説明とお詫び」の文字のみ。朝から遊んでいたので生放送は見られず、米放送で午後よりダイジェスト版で楽しみました。