釣りの真最中に訃報が飛び込み帰宅することになり、葬儀・役所処理など
立て込んで、中々LOGがまとめられなかった。
釣行も暫く休みになる。

【釣行記】
西の強風で横根方面が渡礁不可なのに、すさき丸がこんなに混雑するのは
初めてではないだろうか?同乗したお客さんに聞くと、近場で50cm前後の
良型が上がっているらしく、繁盛しているらしい。

そうなると俄然期待も高くなる。
爪木島、矢大臣、尾山と外浦領域へ渡礁させて行くが、私は、どうも「ここ!」と
決定しかねて、結局「田ノ浦」へ渡った。

先客が2名おり、チャカ場に入っている。
この先客は「すさき丸」が混雑していたので、弁天丸に変更し、田ノ浦へ
先着したらしい。

2007.01.27 (土) 須崎・田ノ浦
つっちー、狂

今回の釣り座。チャカ場の右手になるが、
波が時折腰辺りまで来るため、手前に
下がって釣りをすることになった。

当初はやや右手沖に流れていたが、
途中から、左手に若しくは爪木崎先端へ
真っ直ぐと流れるパターンになった。

サラシの雰囲気や流れ方、潮色と
どれをとっても良い条件の様に見えるの
だが。

釣果としては、木っ葉メジナが3尾ほど
タナゴ、フグ、ベラ・・・・。どこの磯も同じだったようだが、
早上がりだったので、詳細は不明。
水温もそれほど下がっている様子は無かったのだが、
底潮がかなり冷え込んでいたのか?

その他は、朝一で鮫が見えた程度(タナゴを狙っていた)。

そんな中、昼前につっちーが良型をかけた。
慎重にやり取りをしながら、寄せてきた魚は間違いなくメジナ。
それも35cmは超えていたかもしれない。

しかし、リールを巻き上げすぎて、うねりに乗った魚は磯際に
張り付きタモが掛けられない。
「糸を出して魚を離し沖で浮かせろ!」と指示を出したが、
うねりに撒かれた魚は、磯際の細い溝に吸い込まれ、
ハリス切れでおじゃんとなった。

そうこうしている内に、先述の訃報が舞い込み、
磯上がりすることになった。

四十九日が過ぎるまで、釣りは暫く休むことになる。

沖側の先端から、右方向(須崎港方面)へ
磯場が続くが、今日は波と風で
実釣は出来なかった。

先客も苦戦していた様子。
帰港後、地元の釣師に聞いたところ、
ここよりも更に奥のワンドで良型が出るらしい。

視察に行ったが、2名ほどは入られる。

この2名の「そっちは浅いよ」の一言で
沖側に釣り座を構えた。

10:30満潮を過ぎた12時頃にも、この白バッカンの
所まで波が這い上がった。

黙々と準備を進める「つっちー」。
彼の背中には、バサーの面影は
既に無く、磯師の雰囲気が漂う・・・?