2008.05/31(土) 南伊豆−中木・銀座
Hiro、狂

かなり速い下り(カツオ方面)が流れ、Hiro氏は
30cmクラスの口太、30cm超のイサキをGET!
私の方は、下りでは、木っ葉が一尾のみで
撃沈状態。

上りに変わる10時頃〜やっと釣果が出始めた。

前日17時頃に、予約していた須崎丸に確認の電話を入れると・・・
「狂さん、だめだわ!止めといた方がいいよ!」と言う。他の釣り場がダメな時にでも
何とかなる須崎・・・がNG。予報では東北東の風10m、波3mウネリを伴う。しかも、弱雨。

初島にするか・・でも雨だしなぁ。初島で雨はいやだなぁ・・・と思いつつ、
ダメ元で中木武丸に電話を入れた。

狂「あ、狂です。明日は南伊豆はだめですねぇ・・・・」
武「いやぁ〜、ぜんぜん大丈夫だよぅ。今日も渡したし・・・」
狂「え、ほんまでっか?須崎はダメでしたよ」
武「風は出るけどな、波はねぇよ」
・・・・とHiro氏に連絡をいれ中木へ釣行先変更!
そして・・・・到着した中木の海は、信じられないほど静か。
車が揺れるほどの強風が吹くものの、ロクロに時折波がうちつける程度。
(中木はロクロの波の被り方でおおよその荒れ具合がわかる)
そして武丸・重五郎屋・浜の屋がそれぞれ目的地にかっとび、
白根の渡礁後に我々は船長の提案で、風裏になる「大根・銀座」へ渡礁。
Hiro氏はカツオ側に、私は白根側に釣り座を構えた。
渡船開始は5:00、実釣は5:30とスピーディ(磯上がりは15時)
大根表の磯は足場が良い*が、猿が群れでコマセを食いに来る。
いつの間にか配合餌に頭を突っ込んでいるし!
猿も良く判っているのか魚を取り込んでいる時にバッカンを襲う。
こちらが知らん振りしていると、黙ってオキアミを拾っていますが、
目が合うと、歯をむいて威嚇してくる。コマセを投げると喜んで
食べるクセに、目が合うとやはり威嚇する恩知らず。

※二八や権力は、少々足場が狭く怖い。
←終日続いた光景。鳥山がカツオ〜白根を結んで、沖に発生。
イワシの大群のようだが、海面が時々ガバッガバッと盛り上がる。
青物だ!4号竿で弓ヅノを飛ばすがとても届く距離ではなく撃沈・・・・。
何度か、かなり近くまで来たものの、タイミングを外しダメだった。
カツオか白根なら、磯際まで近寄っている様で、あそこなら狙えたと思える。


後で白根の渡礁客に聞いたところ、メータクラスのブリだったらしい。
その雄姿を磯から間近で目撃できと言うから、悔しいものだ。
10時以降の釣果。イサキ君・口太君、ウマヅラ君を
お土産に(夕飯のお刺身−美味かった〜)。

どれも小振りで、イマイチだったが、こ状況の中
充分楽しませてもらったとおもう。
(左)銀座から見たカツオ島、(中)手前の石鯛竿の所が「前棚」、釣り人が立っているところが「権力」・・須崎側に広い釣り座があるはず。
(右)白根と沖に下加賀根。白根は終日釣りが出来たらしいが、活を葉かなり高い所まで波が来ていた。
写真では判らないが、カツオ側の南の水平線は、風とウネリでギザギザになっていたが、白根側は平穏な水平線だった。
このウネリが、東伊豆方面へ悪影響を出したようだ。
三ちゃんは、今日一番の引きを楽しませてくれた。
(2尾ゲットし海にご帰還頂く)。
中木は、時折強風が吹くものの長くは続かずそれほど釣りは苦労はしなかった。
雨も殆ど降らず海も穏やかで、まさか終日釣行で切るとは思わなかった。
やはり・・・・天気予報ではなく、現地確認が一番だな。

しかし、帰路に見た東伊豆は、大波・大風で、釣りどころか、とても海に出られる状態ではなく、初島に行っていたらアウトだったと思う。

天気のせいで、磯も道路も空いており、往復とも渋滞もなく無事帰宅できた。