FC-RAUMI(LOG20090321)

三連休の中日であるが、渋滞・混雑覚悟で三浦・宮川(沖テトラ)に出かけた。
さすがに交通量はいつもより多かったものの、沖テトラは終日、私達だけの
プライベート釣り場となった。

湾内は、静かなように見えるが、観音山下の磯は波が洗い、宮川の磯も
中波がひっきりなしに打ち付けている。テトラの階段付近も波が上下している。
(長潮で潮位差は終日それほど変わらなかった)

釣り場は、私が東側に陣取り、Hiro氏は、いつもの釣り座に入った。

二投目から、タナゴが食ってきた後は、終日木っ葉が釣れ続け、
25-30cmが概ね23枚ほど。Hiro氏もおなじ様子だったが、彼は３５cm弱の
黒鯛も掛けていた。

彼は、タモの柄を忘れていたため、遠くから「お～い」と声がかかる。
どうも良型がかかった様子で、タモを持って行くと４０ｃｍクラスのメジナを
釣っていた。タモですくい無事ゲット！(後で測ったところ、３７ｃｍ)。

終日、潮はそれほど動かず、北東の冷たい風が吹いていたが、
背中に堤防を背負うためそれほど寒くはなかった。

が、磯際は波があるものの、テトラ周辺は海も静かでだった。

メジナは、それでも元気よくウキを沈めてくれるものの、私の方は、本命黒鯛の
アタリは終日なかった。

そして、その北東の風も昼頃にはおさまり、体感温度も上がり始めた。
海の状況はそれほど変わらず。

14時頃か・・・今度は南東の風が強まり、テトラへの当て潮がきつくなってきた。
海もざわつき始め、時合いの予感もするが、最大で３０ｃｍクラスで
大きく変わらない。

しばらくすると、Hiro氏がタモを借りにやってきた。
どうやら、良型がかかり、際のテトラに持ち上げたらしい。
(が、取り込みに失敗してバラしてしまった)

そして、彼曰く・・・・先程から、アタリが出始めて、どれも良型らしい。

時間は15時。上がり16時・・・・片付けを考慮して残り30分。
が、迷わず移動をすることにした(テトラは最後に清掃)。

Hiro氏は1.5号ハリスで何度か切られていると言うが、2号にすると食わないと
言う。私も使い込んだ1.5号ハリスだったがガツガツ引っ張ってみても切れず、
目立った傷もないので、そのままコマセを打ちながら仕掛けを投入。

二投目、ウキが微かに頭を沈める。確実にアタリだと予感する。
糸ふけを取り、少し張ると一気にウキが消し込んだ！
「良型だ！」。沈みテトラの隙間で、抵抗をし、何度も潜り込む。
ハリスには自信があったが、テトラに当たっている感じもする。
そして、いくらかの糸出しとやりとりで疲れたのか、抵抗をやめ姿を現したのは
４０ｃｍクラスの口太クン。タモに収め無事ゲット！

そして、ハリスをチェックのため、引っ張ってみると・・・・チモトで糸がとび、
中間で２カ所が切れた。危なかった～！！

そして、1.7号にアップして、再度仕掛けを投入。1枚。木っ葉を上げた後・・・
これも二投目。同じようにウキが微かに頭を押さえるように沈んで止まった。
糸ふけを取り、少し誘いを入れると、一気にウキがかき消えた！

が、かすかな抵抗の後、高切れ。40クラスを上げた後の数投で、フグなどに
齧られたのかもしれない。ウキも回収できず、時間もなくなり終了。