2010.03/13(土) 初島(第一桟橋)

前回の南伊豆中木の爆風→須崎移動と言い、先週・先々週の大雨'爆風と天気に恵まれない。
今週も、久しぶりに天気が回復したと思ったら、金曜日の夕方にいきなり爆風!!
昨夜は、やや早めに寝たものの、何度か風の音と家が揺れる様な感触で目を覚まし・・・・
そのたびに「あぁぁ・・・・」と。
そんな感じで、やや寝不足気味に起床した5時・・・・やっぱり、ごぉぉぉぉぉぉぉーーーーーー!!。

ま、ダメなら解凍オキアミは「庭の肥やし」だなと思いつつ・・・・2ブロック6kgだけども・・・・出発。

西湘バイパスでは、波飛沫がフロントガラスに
当たってくることも・・・

しかし、江の浦辺りに近づくと、やや静かになり、
地磯で竿を出している人がちらほら見える。
と言うことで、覚悟を決め、オキアミを9kg購入し初島へ。



が、やはり・・・風が強く、河津桜も桜吹雪。
イルドバカンスU世は、風波に揺られながら、初島に到着。
かなり苦戦を強いられそうだ。

「あで?」
「静かやん」。
(上左写真)第一桟橋釣り座から東南の方向は、異常なほど静か。
(上右写真)テラスも静かのように見えるが、かなりきつい風は当たっている(さすがに釣り師も少ない)。
(下左写真)私の釣り座(テラスのやや右手下)。
前にやや邪魔な突起があるが、時折風に煽られるようになると、この突起が安心材料になる。

北西のテラスは遮るものが無いので風が当たるし、この釣り座も時折風が巻き込むが、なんか拍子抜けするほどの静けさ。
全然楽チンなつりができそう。実釣8:25スタート。
餌も取られないものの、軽く齧られたり、ウキに微妙にアタリが出る。
そして、三投目・・・・・

ウキが、かすかに沈んでゆく。強い辺りではなく、渋いアタリ。
ちょっと、止まった所でアワセを入れると・・・・・・・来た!!まぁまぁ良型のメジナ。いい引きだ。
久しぶりの魚とのやりとりを楽しみ、タモに入った口太は、拓寸尾先で41cm。


幸先良し!と思ったものの、なかなか口を使わず、戻ってくるオキアミもかなり冷たい。
その後、タナを変えたり、ポイントをずらしながら、相変わらず渋いアタリで28cm、26cm口太を追釣。

ま、周りも、釣れている様子がないので・・・・ちょっと・・・・うれしぃ!!
そして、11時頃。
北東に吹き抜けていた大風が、真西・東南東へ吹き抜ける風に変わってきた。

ある程度は風が吹くと予想していたものの、思った以上に強い風で
堤防上もまっすぐに歩けない感じがする。

テラスからバッグやら道具類が落っこちてくるわ、東南に移動した釣り師は、ロッドケースを堤防から落すわ・・・・。

さすがの私も、一旦、道具を全部仕舞うことにした。

まぁ、お土産も確保できたし、帰ってもいいんだけども、オキアミが1ブロック丸々残っているので。
ということで、東南のテトラポッド側に避難。
バッカンの置いてあるところは岩で、テトラポッドに座って釣りを
するものの、風が巻きこんで来て、仕掛けもとられる。
浅い上に、左からの風で右手に流される。


結局、全く釣りにならず、何も釣れず。

ここでウキを2個も飛ばしてしまい、コマセも残り少なくなって
きたので終了15:20のイルドバカンスで帰ることに決定。


と、片付けていると地域放送が〜「本日の富士急、初島−熱海の最終便
大風のため、15:20」と。
そうなると、まだ釣りしていた連中は、大慌てで片付けを開始。

ゴミを捨てに行った時には、既に乗船待ちの長蛇の列。
ツアーの観光客も一斉に帰り始めたのでしょう。

慌てて乗船してくる、観光客もたくさんいる。

さっきまで潜っていた、ダイビングのガイドが・・・
ドライスーツのままびしょびしょで乗りこんできた。
お客さんの世話でてんてこ舞いだったんだろうね。

イルドバカンスU世は、約5分少々遅れて出港。
湾内も、大ウネリです。
2Fから、海水が階段を流れてゆく(ヒップガードを通して、少し、滲みてくるし)。

V世の方だと、もう少し船体も大きく客室も広いのだが・・・・そんなこんなで、なんとか熱海に到着。

私が車の所で着替えている時にも、まだまだ下船中のお客さんたっくさん。

今回は、初島としては、少々早上がりだったものの、
完璧に諦めていた、釣りが3週間ぶりに出来たのだから、とてもハピーだった。
しかも・・・・・良型もきちゃったしね〜。
イルドバカンスが港を出た所で、一斉にこのような状態に。
波しぶきが、容赦なく船内を洗ってゆくので、みんな
前方に移動。自販機の向こうは客室だが超満員

私は濡れるのを覚悟で、2Fに上がる階段に座って、
フードを被って、寝ていた。