2010.12/28(火) 須崎・外浦(かわご)
今回も中木が西風で中止になり、須崎へと変更。
しかもHiro氏が発熱してしまい、急遽単独釣行となった。

渡船客は、10名ちょいか。
船長と相談して、「かわご」と言う磯に渡ることになった。
元々、横根ではなく、地磯方を考えていたので、
初渡礁となる「かわご」は楽しみだ。


途中、田の浦に渡船客を下ろすために立ち寄るも、
波が高くアウト。船は、外浦方面尾山に向かい、数名の
渡船客を下ろす。

次に、私の番らしい。

チャカ付けした、その小磯は、見た目、お椀をひっくり
返したような、丸みのある磯だった。

一面・・・予想通り、鳥糞だらけ。
ちょっとアタリが遠のいたところで、食事をし
今度は、配合餌を入れた小汗を準備する。

朝から潮は、北向きに(右写真左向き)に流れており、
その潮に乗せて行くと、また頻繁にアタリが出始めた。

この日の釣りは、アタリが止まるとポイントを変えて見ると
アタリが出始めると言った感じ。
これが潮が動いても止まっても、余り途切れることなく
続いた。

12時過ぎころか、北向きに流れていた潮が、
爪木崎方面(南)に流れ始め、速度を上げて行く。

コマセを鳥のいる辺りに撒いて、仕掛けをやや右手に
入れ、時折、ウキにコマセをかぶせながら流す。

するとウキが、スッと抑え込まれ、少々我慢していると
ギュン!っと引っ手繰っていく。
このようなワンパターンのアタリが連続するので
アワセの準備もでき、楽な釣りになった。

北向きの流れの時は、いきなり引っ手繰っていくアタリが
多かったのだが。


Hiro氏に2尾のおみやげ、
私は1枚を刺身、1枚を鍋用の切り身、3枚を開きに調理。
荷物をチャランボにかけて置いておく。荷物の向こう側は、
一人立てるほどのスペースがあるが、周辺に根があり
実釣は出来ない。
左の磯は、「かわご」よりも丘寄りに位置するが、
以前、高根丸に渡船してもらった磯だと思う。

こちらの磯は、潮が効かず、釣果は芳しくなかったようだ。

小島には、強風の中2名が渡礁した様子だが、こちらよりも
更に波の影響出ている様子だった。
釣り座は北向きになるが、やはり1名が限度。正面には、
沈み根が竿一本強出ている。
ウネリが入ると、後ろの根で揺り返し、周辺が盛り上がるので
少々、怖い。風も強く最初は、なかなか落ち着かなかった。
さて、6:50実釣開始。
余り配合餌を入れていないコマセを周辺にパラパラと撒いて
様子を探ってみるが、足元はアタリも出ず、魚影も見えない。

8時頃までに沖合で3尾ほど・・・25cm止まりを掛けるものの
どうも、芳しくない。

そこで、逆光になるが爪木島方面を探ってみることに。

仕掛け投入点すら目が眩んで見えないのだが、ミチイトで
アタリを取っていると、ビビビッとミチイトが走り始めた。

このような調子で、10尾程をかけて、最長35cmクラスを
キープ。
その様な調子で、空ぶり・ハリ外れなども多かったが、
一投ごとにアタリが出てくれた。

ここでも35cmクラスを上げ、いくつかのお土産を
確保した。とにかくメジナが面白いように掛る。
総数・・・30尾は超えたのではないだろうか

足元には餌盗りの影が多数見えているが、潮の流れの中は
メジナが餌盗りの様な雰囲気。

まるでメジナの巣が点在しているかのような
今日の「かわご」であった。

磯上がりの時に聞いた話では、
矢大臣も爪木島も、釣果は芳しくなかったようだ。

どこかの磯か不明だが、やはり35cm止まり。


強風の中のやり取りのため、このような小磯での釣りは
体中に負担が掛るけども・・・・
外浦の小磯、西の強風時には期待大の釣り場と
なって来た。

今回は、40オーバーは出なかったが、
数釣りができ、十分満足できる釣行だったし前回の
リベンジも果たせた。

今年、一年いい締めくくりの釣行となったと思う。