2012.04/07(土) 茅ヶ崎ヘッドランド
Hiro、狂(14時〜MISA)
4月と言うのに、北風寒く、自転車に乗っていると指先が痛むほどの気温。
釣行記書くたびに、このくだりで始まっているような気がする。

まぁ海さえ状況が良ければと思うものの、これまた冷水温。

しかし・・・・・不吉にも、コマセカッターがポキリ!!

いやな予感が・・・・
それでも、まだヘッドランド釣行の経験のないHiro氏が参加できたのは良かった。
3月から週末毎に悪天候となり宮川釣行も全ボツ状態だったから、
多少のことは我慢できる。

海は落ち着いてきているものの、満潮間際の5:50。波が被るため下段に降りられず。

Hiro氏には、いつも私が入るポイントに入ってもらった。
姿格好を見ると真冬の釣の様子。
海もかなり水温が冷たく、最初はオキアミも戻ってくるほどで、しかも冷たくなっている。
底潮も複雑で、冷え込んでいるようだ。手前、沖と根掛かりに注意しながら
竿1本ほどを探ってみると・・・・

7:20、まだエサ取りもそれほど活発ではない頃に、ウキが静かに数回浮沈し
濁った海にゆっくりと入り込んで行った。手元には、らしい信号は来ないのだが。

すかさず、アワセを入れてみると、乗った!!なんとも言えない重量感が竿に
伝わってくる。それほどの抵抗もなく上がってきたのは、45cmにほんのちょっと
満たないけども、立派なチヌ〜!!

俄然Hiro氏もやる気が出てくる。
これで、チョイ常連の面目躍如!!

さて、続けて!と思うが大潮での潮位の下がりが異常に早く、
足元のテトラポッドが急に邪魔になり始めたので、少し西側(右手)に移動する。

ここのポイントの水色は、さらにヘッドランド特有の海流のせいか、泥水のような
濁った水が回り込んできており、あまりよろしくない・・・・が、
遊びでやったオキアミに木端メジナが食ってきた。 こいつが食ってきたなら、
まだ海峡も悪くはないのかと継続することに。

しかし、メジナは続かず・・・・こんな痩せた新種のようなちんちんが〜。9:30
←まぁ、迷わずリリース。

先の釣果はストリンガーにかけ、裏側のワンドに泳がせているが、潮の下降も早く
先ほどは、チヌが敷石の間に入り込み、危うく取れなくなる状況だったので、再度確認へ。

が、なぜかストリンガーのロープが伸びておらず、浅瀬に束ねてある。
しかもストリンガーのロックは外れ、チヌの姿も見えない。

賢いおチヌ様は、ストリンガーを自分で外し、丁寧にもロープを浅瀬に束ねお逃げになられた様子。
誰じゃぁ〜

人の魚をパクっていったんわ〜!!

11:15。
サイズは、立派に51.5cm!!年なしゲット!!
産卵後なのか、体調の割には少々痩せている感はある(実際に刺身と鍋用に捌いたが痩せていた)

実際に取り込んだのは、右写真の一番手前のくぼみの部分。
沖で浮かせ空気を吸わせたものの、うねりに翻弄されるので、ハリスが当たりそうでヒヤヒヤとする。
テトラ際で、大きく暴れることはなかったが、ここでの取り込みは毎回緊張する。
(特に、今回はギャラリーが多く、さらに緊張度合いが増した)

釣果は、今度はHiro氏のスかりに入れ、近くにいた小学生や観光客に魚を見せてほぼ同じ場所にセット。
まぁ、観光客も多く、いろんな人が見ているから「盗って」いく奴はいないでしょう〜。

後は自己記録(54cm)更新を狙うだけ。
が、次に来たのはHiro氏だった!
私がハリス交換をしていた12時過ぎ・・・・「来たー!」の声が。

Hiro氏の竿が、きれいに弧を描いている。荒れも出て、少々取り込みに苦労しそうだったので
彼のタモを持ってサポートに入って、なんとか取り込んだのは・・・・・・
立派な47cm自己記録更新!!
しかも久々のチヌなので、喜びもひとしお〜。私も非常にうれしい〜
この後も続けて、良型を狙うも、相変わらず潮も水温も安定せずコマセの切れかかった14:30に終了。

14時に、MISAさんが来られて大晦日ポイントに入り実釣するが、エサ盗りの活性も低いらしく調子が出ないらしい。
水温が低すぎるのか・・・・・。
実釣5:55〜14:40で、盗難チヌ&木端チヌを含め4枚の釣果。ヘッドランド初釣りのHiro氏にも結果が出て本当に良い釣行だった。

が、実はこの時。既に、私は発熱していたらしく、この日の夜から高熱になり、翌日インフルエンザA型の宣告を受けた。
咳は出ていたものの、釣りしている途中から頭がズキズキするし、身体もだるかったから10時頃には兆候があったのかも。

これより、5日間の自宅療養となった。

そして、MISAさんはと言うと・・・・・・

あの渋々の海で、15:45頃に、43cmをゲット! 執念の釣り師です。
14時過ぎ〜16:30までの釣行で、良型1枚!さすがです。

この日は、他のポイントの釣果は不明ですが、上出来すぎるほどのヘッドランドだったかもしれない。

地元が、こんな状況なら・・・・南伊豆へ行くタイミングを・・・・逸するかもしれんぞ。



計測&写真撮影も終わっていたから、良かったものの・・・・困った方達がいらっしゃるようで。

なら、もう一発、良いのを獲っちゃる〜と意気込んだのの、エサ盗りの活性も下がり、オキアミすらも時折残ってくる状況が続く。


そうこうしていると、折からの咳もひどくなり、頭痛もしてきたので、30分ほどふて寝。

暫くすると、やや諦めモードのHiro氏も休憩に入り、ちょっと調子も復活したので、私は実釣再開と準備開始。


潮は、緩いワシオ(西向きに流れる上り潮)なのか、テトラ際の引かれ潮なのか、いまいち安定せず、底潮は手前に押しているようだし
なかなか思うように流せない。

が、またもやウキが静かに浮沈を繰り返し、スーッと濁った海に消えていく。
来たかな? 位のタイミングで、アワセを入れるとぎゅぎゅーんと重量感のある手応え!朝一のやつより良型は確定。

釣座が初めてのポイントで濁りもひどく、海況が判らず無理ができない。
きつい締め込みは、チョイと糸を出していなしながら沖で浮かせ、チョイ荒れの中なんとか取り込んだのは・・・・