すさき丸の客数は7名。三信丸は出船の様子がない。

割と好きな場所に上がれるかもしれないと、横根に向かい、
船長の計らいで、初めて横根(馬の背)に入ることができた。
(船長が、先に行って荷物置いていいよ〜と-他のお客さんも有難うございます)

7:15実釣開始するも・・・・・風強く、潮動かず、魚見えず。
ハエ根際では時折エサを盗られ、ハリスを切られたり・・・・
2012.12/28(金) 須崎・横根(馬の背)
Hiro、狂
フグかと思いきや、軽いアタリで上がってきたのはカワハギ。
が・・・最初だけで、後は続かず。

と、これはカワハギだけではなく、他魚も・・・・なんせ餌が盗られない。

風もさらに強くなったので、移動を考慮して下見に。
が、表側の主だった釣り場は他客が入っており、裏は風を受け辛い釣り。
そして、何処もシッブシブの様子。

終日、馬の背でやる方が賢明と判断。
横根頂上から撮影した沖横根
馬の背。初めての釣り座でポイントが掴めず、足元にグレが湧かないと
タナを含めどこを釣っていいいかも判らず状態が続く。
餌が盗られないので、魚から信号が伝わらない。

10時過ぎまでそのような状態が続き、早めの昼食を摂る。

入れ替わりに、Hiro氏が休憩に入ったので、少しポイントを広げて
仕掛けを入れる。安定しない潮は、やや押しつけ気味に寄ってくる。
エサ盗りが居ないので、深めに入れ込んでいるため、根掛かりに注意し
張りを入れたところで、スッとウキが消えた。

上がってきたのは、30cmチョイ越えの元気な口太君。

休憩を取りやめたHiro氏も再開するが・・・・後が続かない。
また同じように、エサ盗りのいない海に戻り、時間ばかりが過ぎていく。。

そして、Hiro氏が昼食に入ったところで、またポイントを広げて深めに・・・
今度は遠投気味で探ってみる。

潮はほんの少しミチイトを張る位で、時折出て行く程度。
流れているというよりも、仕掛けが深みに入っているという感じだ。

エサ盗りが居ないので根掛かりしなければアタリが出るまで待つつもりでいた。

すると、ピシッと糸が走り。上がってきたのは、これまた30cmチョイの口太君。
サイズは不満だが、本命の魚信は、今回の釣りでは嬉しい。

Hiro氏が「俺が釣りを止めると釣れているんじゃぁない?」

確かにそうかもしれない。
そしてHiro氏が釣り再開するも、またオキアミが綺麗な状態で残ってくることが続く。

コマセを作り直し、やや遠投ができるように調整する。ポイントが判らないので、遠くの深みをあちこち探るような釣りを実行する。
そうすると、時折、オキアミがグシャッと潰れて戻ってくることから、深みにはグレらしい魚はいると思うのだが・・・・・。

とにかく仕掛けが沈むの動くのかして、ミチイトに軽い張りができていると、オキアミに変化があるようなので、その感触を捜しつつ仕掛けを入れなおす。
13時頃、Hiro氏もコマセを作り直し始め、こう言った。「釣り座空けるから、また釣ってよ」と。

その10分後だったか? やはりミチイトが張り気味になっていると、ビシッと小気味良いアタリが伝わってきた。やはりこのパターンを探すしかない。

上がってきたのは、今日一の35cm弱の口太君。活性が低い割には元気がいい。
裏の下田向きと言うポイント。
この日はシマアジ回遊情報があり、カゴ釣り師が
多かった。
苦労しつつも3尾目の口太君。
後一尾釣れれば、オッケイと思い始めた。
Hiro氏がいると殺気が伝わるのか?
グレ3尾は、全てHiro氏が居ない時に釣れた。 そして、この日Hiro氏は魚を掛けていない。これは、やはり何かあるに違いない。

13:30頃には、予定よりもずいぶんと早く雨が降り出し、東の風も強くなってきた。
残り1時間ちょい・・・・同じように遠投でポイントを探る。コマセが余り気味だったので、風に乗せて心持ち多めに撒いてゆく。

すると、軽くミチイトを張るような場所に来ると、バシッと竿を持って行かれた。かなり良型の手応え。
それほど走り回らないが、気持ちよ重量感が竿に乗ってくる。糸鳴りも響く。 根際に寄ってきて何度も突っ込むが、グレのように根に入り込もうとはしない。

ミチイトを出したり、溜めたりいなしたりとやり取りを楽しみ、少しずつ魚体が見えるところまで上げてきた・・・・・。

が、魚体が「白い!!」。 う〜ん・・・・イスズミかぁ。 と、少々落胆するも、獲ってナンボの釣り。対象魚が何であれ釣り上げる!

と、その白い魚体・・・・ピンク色に変わった。・・・・・実際には光が当たって色合いがはっきりしただけなのだが。

「おっ!! 真鯛だー」

この時点で、私の釣り脳がドッカーンする。 実は3尾目の口太を釣った時に、「グレはもういいから、後は真鯛を一尾」などと冗談を言っていたのだ。

なんとか浮かせた真鯛をHiro氏にタモ入れしてもらい、無事ゲットすることができた。

体調52cm。嬉しい初真鯛! しかも良型。
ちょっとずれて、52cmに足らずに映っているが・・・。
ま、そんなことは関係なくうれしい釣果!
計測・撮影を終了し、仕掛けを作り直していると、
磯の上を伝言ゲームのように、「上がるようだよ〜」と声が掛かる。どうも天候悪化が早まった様子。船長に電話を掛けると、既に出船し14:20頃に到着するとのこと。

海もこれから、と言う雰囲気ではあるが、しょうがない。慌てて片付け、魚の処理を済ませた。

Hiro氏は残念ながら、ついぞ魚信を得ることはできず・・・・。同じ場所を同じように釣っていたのだが、僅かの差(タナの深さやタイミング)だったのだろう。

全般的に、横根周辺の釣果は芳しくなかった様子で、何とも嬉しい結果となった。

これも、最初に船長や他のお客さんから、良い釣り座に入れてもらったことのお蔭だろう。

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さて、2012年。最高の〆となる釣果だったのだが、30日・・・・天気が良ければ地元釣行で〆たいと思っているのだが。


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