いつものことだが、天候が荒れた。
西のチョー爆風。先ず南西伊豆は全滅と思われるが、果たしてすさき丸も
外浦方面も渡れないようだ(須崎港からの左回りは波が高いことが多い)。

そこで最後の神頼み。外浦いなり丸。

「渡れるよ〜」。  迷わず、ゴーである!

上がった磯は「赤根島」。釣り客は14名ほどか? のんびりと6:25出船。
2013.12/14(土) 外浦・赤根島 〜 みどり荘
Hiro、狂
沖向きに釣り座を構え、左突端にHiro氏、右手に私。
本来は、もっと二つ島寄りから攻めたいのだが、なんせ爆風が背中を叩く。

7:00実釣開始。爆風の割には外浦の海は意外と静か。
しかし爪木崎より沖は、ギッザギザの海。この領域は本当に西風に強い。
それ以上に、エサ盗りが多く付けエサが解けるように無くなる。ハリも時折盗られ、フグ・キタマクラ、スズメダイが群れている様子。
磯際は、グレの姿も見えずエサ盗りパラダイス。 仕方なく、沖を攻めてみると、程な小ナガ君が。。。。。しかも、ぽつ・・・ぽつっと・・・・。

海はいい感じにざわわとしているが、潮が緩い。
エサ盗り、小ナガ君に、チョー爆風。 9:30には既に昼食の弁当を食べる。しかも真冬のように冷え切った弁当。噛むだけでも顎が付かれる。
昼(朝)食後、釣りを再開するも、状況はさっぱりと変わらず・・・・11時昼寝に入る。

が・・・・風が煩く、眠ることもできず・・・・・。

12:00に「もう帰ってもいいかなぁ」などと弱気に思いながらも、丸々残った1ブロックを潰す。
気を取り直して、再開するも状況はさほど変わらず。 時折釣れる海タナゴ程度・・・・
そして、外浦のしつこいカモメ【ウミネコ】の空からのエサ盗りにも悩まされ、沖に仕掛けが入れられなくなる。←カモメが付けエサを盗りに来る。

こうなったら早上がりを覚悟して、釣り座を二つ島寄りに移動する。容赦なく風は当たるものの、
ここからなら、朝からの撒き餌ポイントも攻められる。雰囲気的に、瀬際にグレが集まってもいい頃だと、遠投を止め竿2・3本程度の距離を攻め続けることにした。

と、移動して間もなく、Hiro氏がいきなり竿を曲げ、ぶり上げたのは30p超の口太くん。 あれ・・・移動は失敗?と思ったら、いきなり竿を引っ手繰られる。
こちらも上がってきたのは、30pほどの元気な口太くん。

12:30頃〜いい雰囲気になってきた(後で聞いた話だが、各磯ともほぼ同じ時間に調子が上向いたと)。
それから1時間ほど・・・3尾の口太を追釣。MAX35cm弱か? この強風の中、何とか土産ができた。
右手のグレが最長。 1.7号ハリスがかなり擦れていたのでタモ入れ。
まぁ型には不足があるものの、BB-X HYPERFORCE C3000DXGと
玉の柄、ISO XTに、軽く魂を入れられた。

土産は左の3尾。
最後、いい感じにウキを引っ手繰って行ったアタリにアワセるも、フグに齧られたか
ミチイトが抵抗もなく切られ終了。13:45少々早いが、竿を収めた。

Hiro氏はどうか?と言うと、あの30越えの後はウミタナゴ程度で苦労している
様子。 で、私の釣り座に読んでみると・・・・見事、30p越えをゲット。

しかし、瀬際を攻めすぎたか、数投後に根掛かりで終了。 14:20頃だったか。
しかしこの身体ごと持って行かれそうになる強風の中、予定の15時まで磯上に
居られたのだから、まさに奇跡の磯だった。

途中、釣れん・魚おらん、風強い・寒い、眠い、腹減った〜・・・とボヤキつつ
仕掛けの回収にすら、体力を使わなければならない環境で良く頑張った。

たぶん12:30〜の釣果が無ければ、どちらかが「辞めよう〜」と言った途端に
磯上がりしていた可能性はかなり高かったと思う。
上は帰路撮影した根島の表・・・船が動き出して撮影失敗。
下は沖から見た赤根島。

←みどり荘の夕餉。毎年毎年お世話になっておりますが、
宿泊費からこのサービスでは、赤字では?と思われるほどの料理だ。

この後、部屋のみで・・・・お互いに喋らず。
気が付くと、私が落ちていて、こちらが飲み始めると、Hiro氏が寝ている。。。
そんな感じで23時〜翌7:20まで爆睡。

これまた、おいしい朝ご飯を食べて、みどり荘を後にする。

また、来年が楽しみだ。
ここは尾ヶ崎ウィングを右手に通過した所にある磯。
2,3台の駐車スペースがある所の脇道を降りていくと、
このような断崖絶壁に辿り着く。が、眼下にはたくさんの釣り師。

たぶん渡船による渡礁と思われるが、真西に山を背負っているので、
西風にはすこぶる強い地磯だ。

地磯からのアクセスも可能であるが、荷物を背負っての高低差の
ある山道と、最後の絶壁をロープで降りるのは少々危険。
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帰路、まっすぐ帰るにはもったいないほどの天気。
ちょっと、河津周辺の気になる地磯めぐりをしてから帰ろうと言うことになり、いくつかのポイントを探訪。
こちらは尾ヶ崎ウィングからの絶景。
次は、菖蒲沢の手前(小田原に向かって)にある磯。釣り師と思われる車が2台止まっていたので、先ほどと同じように海に下ってみる。
が、こちらは高低差もなく、すぐに海に出ることができた。 右手に、このような景観が広がっている所。
磯はかなり広く、たくさんの釣り座が確保できる。北に向かった磯で、ここも多少の西風なら実釣可能かもしれない。
左手の磯も、R135〜アクセスして降りられるようだ。たぶん、この磯の向こうが菖蒲沢。
タイドプールを背中に背負った磯は、溝を飛び越えて行く。 このタイドプールは深さはあるが磯遊びも出来そうだ。

この磯なら、多少の荷物を背負っても、割と楽にアクセスできる。 いずれにしても河津の磯。R135からアクセスできるようだ。
この後、いくつかの細道を車で下り、海へアクセスしてみたが、
私有地で行き止りや、ちょっとした海岸などに出た程度で磯らしい所は無かった。

最後は、菖蒲沢に寄って探訪は終了。 菖蒲沢の右手にも磯釣り師が入っていた。

地磯からのアクセスと、探せば渡船店も幾つかはあるようだ。


河津の磯。 噂は聞いていたが、時折大物も上がる侮れない磯らしい。
西風、渡船NGの時に、いくらか可能性はありそうな釣り場だ。