またもや、天候が荒れた。
往路は、ずっと雨。この雨はやみ、須崎の風もたいしたことなく、いい感じかと思った
外浦は、東(沖)からのウネリで渡礁できそうもなく・・・・・
あわや中止か?と思っていたら、船長が「横根へ行こう!」と。

俄かに「だいじょうぶか?」 と思う。 元々西の強風でアウトとなっていたのだが・・・

横根へ行くには少々時間が早く、すさき丸はゆっくり横根に向かう。
横根到着するも、手石からの船も来る様子もなく、暫く待った6:50頃に渡礁開始。

こちらも東側のウネリが高く、裏からの渡礁は出来ず表本場からの渡礁となった。
他客は仲間6名。8名での横根貸切となる。我々以外は午後の西の風を警戒して、
荒れの残る裏へ移動。

我々は現時点で微風、上り潮、ウネリ少と言うことで表本場に釣り座を決める。
2013.12/27(金) 須崎・横根
Hiro、狂
↑写真は、朝一の裏の状況。かなり高い位置まで濡れている。
後で移動しても、釣り座の確保は難しいかもしれない。

←裏本場・Hiro氏の釣り座。最初は、Hiro氏の左側の下段で竿を出していたが、
波が少し上がるので、数尾を釣った所で南側のチャカ場に移動する。

最初の釣り座で釣った口太くんは、タイドプールに入れておいたが、入ってきた波とともに
海に帰って行ってしまった。
手前はチョウチョウウオ系のエサ盗りが多く、歯が立たないが、コマセと放して
仕掛けを沖目にいれると、ポツポツとではあるが30前後の口太が食ってくる。

8時頃〜か、少し風と波が出てきた。まぁそれでもたいした問題はなさそうで、
そのまま実釣を続け、口太2尾をキープ。下写真の尾長くんもゲットするも、
やや型が小さくリリース。

10時頃か、やや風波も高くなてきたか?と感じるようになったので
裏の状況を見に行った。そして、その時に事件は起きたようだ。
戻ってみると、Hiro氏がややバタバタとしている。すると、荷物が流された〜と・・・
沖を見ると荷物バッカンが、磯際にロッドーケースが浮いている(左写真)。

タイドプールの上段に荷物を置いていたのだが、大波が来て荷物を置いている所が、
一瞬で海になったとのこと。私のロッドケースはさらに高い位置に置いていたので、
助かった。しかし荷物バッカンはHiro氏の荷物とほぼ同じところに置いていたのだが、
少し濡れた程度で流されなかったようだ。ほんの僅かな差だったのだろう。

よく見るとHiro氏もびしょ濡れでコマセも水浸しになっている。

ハッと気が付いて自分の釣り座を確認すると、釣座よりも後ろに置いていたタモが
釣座の辺りで引っ掛かって止まっていた。コマセは水浸しだが位置外れていなかった。

波では無く大飛沫程度だったのか・・・・・これらのケアをとりあえず終了させてから
船長に電話して荷物救助を依頼した。

その間、ずっと荷物の行方を追い続けたが、あっという間に石取根付近まで流れて
行く。

約30分後、到着したすさき丸にHiro氏と、チャカ付したところにいた他のお客さんが
応援で乗り込んでくれた。

私は高台から流された荷物を見ていたが、すさき丸は流れている荷物の方向へ
一直線。石取根付近でロッドケースを、平根との間くらいで荷物バッカンを無地回収。

磯に戻ってきたHiro氏を迎えホッとした。船長、ありがとうございました〜。

さすがに表での釣りを諦め、食事後、裏へと移動することにした。
さて裏であるが、朝ほどではないものの、まだウネリが残っており
中々入れそうなところもないが、何とか川(右写真)のワンドを挟んだ
釣り座が波を被らないようなので、そこで実釣再開することにした。

Hiro氏は↓写真(写っていないが)の左高台から・・・。
私の釣り座は、周りのワンドで上手く消波してくれるらしく、低い割には
波が来ない。周辺は、だいぶ高い位置まで岩が濡れているのだが。

ここでは、概ね川からのサラシの切れ目辺りで食ってくることが多かった。
右手ワンドの戻って行く波にコマセを入れ、やや沖を探る。

30p前後の口太くんや小型ではあるが尾長も混じり。。。。
ポツポツではあるが、まずまず楽しませてもらえた。
↓写真は釣り座の前の状況。この正面ではエサ盗りのみで本命のヒットは無し。
そして、13時頃だったか・・・・糸を抑えていた指がバチンと弾かれた。
割と強い引きを楽しませくれたのは、40pほどの口太くん。
さすがに抜けそうもないがタモは後ろの高台に置き放し。
Hiro氏にタモを取ってもらい、ついでにすくってもらった。
〆た後に計測してみると、40.5p。この状況下、満足なサイズだった。
その後、アタリは遠のき、更にライントラブル(ミチイトが結ばる)や
メガネが飛沫で、見え難かったせいもあるが、磯際にラインを掛けぶっちん。

その様な状況だったので、少々早かったが14時に終了。
↑写真は上がりの頃の表本場付近。高低差のある大波が
磯を洗っていた。→写真は南方面、沖に見えるのは神子元島。


外浦で渡礁断念した時は、どうしたものかと思ったが、
この状況下で、横根で終日・・・しかも8名の貸切状態で、実釣できたのは
かなりラッキーだった。釣果も40UPは1枚と少なかったが、お土産も確保
出来たし上出来だと思う。

Hiro氏も午前中にあげた口太が40p、その他もほぼ私と同じ釣果だった。

須崎港に近づいたころ・・・遠く、横根を望む。ウネリはだいぶ高くなっている。

帰路、城ケ崎辺りから西湘まで本降りの大雨になったが、往路と同じ2.5時間ほどで
無事、茅ヶ崎に到着。2013年の釣行を、いい感じで締め括れた。