今年なって、初の横根への渡礁となった。
今回は、figgieさんが初南伊豆&沖磯での参加だ。
往路、R135は交通量が多く、大混雑が予想されたが、すさき丸は10名ほどの客。

しかも横根に到着すると、渡礁待ちの船は一艘しか見えない。
4:40頃の出船で5時頃に渡礁。 実釣5:35。いいペースだ。
2014.5/31(土) 須崎・横根
Hiro、figgie、狂
すさき丸は沖横根に付け、次に我々は「川」に渡礁。
遠く、平根も渡礁しているので、今日は凪が続くのだろう。
2人には突端に入ってもらい、私はいつもの川側の小棚に陣取る。
最初はコマセを打たず、壁際に仕掛けをゆっくりと入れ込んでゆく。
一気に持って行かれるかと思ったが、音沙汰なし。
コマセを入れてみる・・・・・魚が出て来ない。エサ盗りすらだ。

figgieさんが第一投でグレを掛け、更にしばらくしてHiro氏がイサキをゲット!

グレならともかく、イサキが釣れたとなると「群れ」を想定するも・・・・
後が、さっぱりっ続かない。
8時頃、私も漸く小イサキ・中イサキを釣ったものの沖合でポツポツっと。
尾長グレも30UPを上げるも、これまた後が続かない。
相変わらず、あちこちと拾い釣り。

水温18度、祖は流れないとは言え、エサ盗りすら姿を見せない。
その内、付けエサも盗られず・・・音無しが続く。

仕方なく、表を見に行ったが、西風も強く釣れている気配もない。

周辺を散策し、9時には昼食&朝寝・・・・。
しかし暑くて、10時前には目を覚ます。
Hiro氏もfiggieさんも休憩中の様だが、これまた仕方なく10時過ぎに
釣り再開。が・・・・やはり音無し。しかも海は、湖以下の静けさ。

澄んだ潮には・・・・小イワシ?が泳ぐ姿が見える程度。
チョウチョウウオ・フグ・スズメダイの姿すら見えない異常さ。
figgieさんが、久しぶり竿を曲げ・・・初イサキをゲット!
が・・・が、全然続かない。回遊どころか、迷いイサキか?てな程度。

昼頃まで、このような状態が続き・・・・
また表磯を見に行くと、下り潮が勢いよく流れている!!

せめて、この隘路を抜けださないことにはと、斥候のつもりで移動を開始。
表磯のガケ下へ・・・・。更に、いつもは波を被っている、最下段まで下りてゆく。
ここからなら、風の影響もなく潮流を釣る事が出来そうだ。

仕掛けはハリス2.5号・ウキは自重で沈むものと交換し、更に重めのガン玉を
ハリスだけに打つ。

コマセを入れると、タカベの行列が潮に向かって泳いでいる。
久しぶり魚らしい魚が泳いでいる姿を見た。

そして、一投目・・・・仕掛けは、すぐに沈み始め一気に流れに乗る。
すると、コツンとアタリが・・・・エサが盗られた。

そして二投目に小イサキがヒット・・・・マグレではなく6投で3尾をゲット。

すぐさま二人を呼びに行く! 斥候作成完了!
figgieさんを同じ釣り座に入れ、仕掛けのチェンジと釣り方を簡単にレクチャー。
観音周りで仕掛けをを入れて行く。

流れはきつく、二人並んでの釣りは忙しいので、一段下のフジツボの棚へ降りる。


ミチイトは弾かれて出て行き、その先でイサキが食ってくる。
figgieさんも、その面白さが判ったみたい。流れの中、イサキを拾い始めた。
ここでは良型のグレもヒットしたが、いずれもチモトから飛ばされアウト・・・流れが速いのでアタリが取れず、後手に回ってしまったようだ。
Hiro氏は高台から釣っていたが、ミチイトが風に取られて、思うような釣りができず「川」に戻ってしまった。
残り1時間、お土産も十分確保したので、Hiro氏と交代しようと、「川」に
戻ったが、Hiro氏もエサが盗られるようになったと言って、そのまま「川」で
釣り続け、本命は来なかったものの、アイゴ・良型のブダイ2尾を釣り上げた。

私は「川」で実釣開始するも、全ての仕掛けの付け餌が戻ってきたところで、
13:40終了。魚の処理に片付けに入る。

暫くすると、figgieさんが表から戻ってきた。
あれからイサキの追釣とバラしたが、良型グレの引きを堪能したとのこと。

一時は、途方に暮れるような横根の釣りだったが、表に移動して形勢逆転。
初南伊豆のfiggieさんにも、ミチイトの弾かれ出る潮流釣りを楽しんでもらえたし
お土産も十分に確保できて、いい釣行に終わった。

この場所による状況の変化は、横根・沖横根など移動できる大きな島でこその
特権だと思う。

今季、絶不調が続いているが、久しぶりにイサキ釣りを楽しめた。

次は梅雨グレか・・・・
いや梅雨グレは、とんといい思いをしたことが無いので、梅雨前の横根だな。