2015.8/12(水) 神子元島・沖青根【ごくう、roba、狂
神子元島は2000年〜2003年に8回ほど通ったが、その後横根に釣行するように
なり、とんと行っていなかった。実に12年ぶりの釣行となり、しかも、沖青根に
渡礁することができた。

出船4:30過ぎ、手石港から三軒屋ブラックエンジェルが出港。
この渡船店・手石港利用は初めて。全て、ごくうさんプロデュースでの企画。
手石港からの出船となるため、横根の表沖を通過しながら神子元島へ向かう。
神子元に到着すると、神子元丸がアンドロにチャカ付していた。
あちらも客数は少ないようだが、三軒屋は青根にルアーマン一人、
カリトの鼻に1名のフカセ師を下ろし、我々3人は予定通り沖青根に渡礁。

島周辺から見渡す限り、下りの大激流。確実に大雨の日の相模川よりも
速い潮が、磯をなめてゆく。

釣り座は、チャカ場にごくうさん、裏手にrobaさんが入り、私は
東寄りの高場に陣取る。潮がツル根方面に回り込み、なかなか難しい釣りに
なりそうだ。
案の定、仕掛けを投入すると一気にミチイトが弾きだされ・・・
半固定のG2のウキに、5B、3B、Bのガン玉を背負わせて、沈めて行くが
流れた先で、ラインの抵抗で浮いているような気がする。

魚のアタリは全くなく、更に流れによっては、ツル根側に仕掛けが回り込み、
釣りにならないこともしばしば。ヨレている足元では、根掛かりも多く、また
コマセに反応する魚影も見えない。もう少し沖に引っ張ってもらえれば、対処の
仕様もあるのだが。

途中、ガン玉のみ、小粒水中ウキとガン玉・・・と、浮かない、抵抗小の
仕掛けをと試すが、結果は芳しくない。

そこでrobaさんが居る裏側に移動。 robaさんは既にイサキをポツポツと掛けていた
ようだ。

朝から突端は大波が這い上がり出られなかったが、干潮で幾らか這い上がる回数が
減った。が、←右手の高台は波が来るので、左側の一段下へ・・・

コマセバッカンを手前に置き、コマセ、仕掛け投入してから、移動するパターンで実釣。
立っているだけでも暑いのだが、これだけ動くとからだ中から大汗が吹き出す。

そんな中、イサキが食い始め、子ナガ君やら口太くんが時折竿を曲げてくれる。

しかし型が伸びない。 流れた先でも仕掛けは沈み込んでいる様子なのだが、
とにかくミチイトの出方が尋常ではないので、アタリもよく判らない。
足元には巨イスズミと真っ黒い大型の魚影が見える。
こいつらを掛けてやろうと、仕掛けを入れるも、付け餌には全く反応しない。

流れの中でも、時折、良型が浮いてくるが、釣れてくるのは子イサキばかり。
それでも何度かいい感触のヒットがあったのだが、こちらはハリ外れが多く
ゲットできず。口が弱い良型のイサキだったか?

30UPは土産にしても良かったが、40UPと決めていたので、みんなリリース。
とにかく暑くて、余計な作業をしたくないと言うのが本音だ。
そんな感じで、木葉グレ、子イサキ、子カンパチなどを釣り上げて、
やや暑さでバテ気味になった13時頃に実釣終了。

中々神子元島では良型の結果が出ないのだが、ある程度の経験も積ませてもらった
お蔭で、「どうしようもない」激流でも、幾らかの釣果は得られた。

季節的にはしょうがない面もあるが、どんな化け物が潜んでいるか・・・・、
ほんとワクワクするような磯群である。また機会があれば、チャレンジしてみたいものだ。