2015.9/18(金)-19(土) 初島(第一桟橋)【Hiro、狂
2013年10月依頼の初島は、チリ沖大地震の津波注意報が残る夕方出港。
ほどなく注意報は解除されたものの、まぁ気象庁も大事を取らないとね。

後は天気次第で、不安な出向となる。
イルドバカンスはプレミアとなり新しい船に変わった。2014年3月の話らしい。
実釣17:15頃。
最初はいつものテトラポッドを攻めてみる(また形状が変わっているようだ)。
同船したカゴ師はテラス角に入る。どうも翌日夜まで、イサキを狙うらしい。

テトラポッド。雰囲気はあるものの、赤ジャコの群れが一面・・・・時折はたんぽ。
熱海発の最終便が到着する頃にテラスの突端へ移動。
最終便からは5名ほどのカゴ師が集結。皆お仲間の様子だ。

どうもこのテラスはポイントがよく判らず、今までもさほどの釣果に恵まれたことはない。
果たして・・・赤いのとはたんぽがエサ盗りの傾向は全く変わらず。

早々に見切りをつけて、東側の堤防へ移動する。Hrio氏はしばらく続けるようだ。
東堤防に移動し、実釣再開するも・・・やはり赤いのばっかり。
アイゴが群れていないだけマシかもしれないが、なぜこうも、同一の魚種が大量に発生するのか・・・・・。前回はアイゴの大群だった。
ただ言えるのは、本命が大量に群れる・・・と言うことは、ほとんど発生しない。

そんな中、テトラ際を流していたウキが、横走りに入った。 グンと、竿に重みが乗りいい重量感で竿を絞り込む。本命だ。
ちょっと抜きあげるには無理そうなサイズだったが、一人タモ入れは難しそうだ。そして、足元に来たところでテトラに向かって突進する。

まだテトラ際には到達しない所で、ハリスが飛ばされた。痛恨のバラシ。明るくなって確認すると、沈みテトラが林立している場所であった。
もう少し、明るい内に確認しておくべきだったか・・・・・。

ちょうどHiro氏も様子見で来たところで、状況を伝えると、移動してくるとのこと。そのタイミングですべての荷物を移動させる。

ここの釣り場はワイヤーが張ってあるため、やや釣りにくいが、腕を載せてもたれるように竿を出せる。考え方によっては楽である。
しかも、こっくりとしても落ちる心配も少ない。

と、沖合で青物らしきものに引っ手繰られるも、ハリ外れのバラシ。 このタイミングで夕食タイム。
21時過ぎの夕飯は、鍋焼きうどんにおでん、焼肉・レトルトごはん。
いやぁ、まんぷくまんぷく。おチャケもおいしい〜。が、これからの釣りもあるからほどほどに。

大好評だった、にんにくの芽・・・・今度は、もっとたくさん持ってこよう。


そして実釣再開。

開始して間もなく、木葉君(リリース)と、もよんとしたアタリのカサゴ君!
カサゴ君は、しっかりとキープ。

それでも、やっぱり赤いのが群れている。一向に居なくなる気配がない・・・・。
海外のスズメと言い、このアカジャコと言い、昼も夜も天敵はいないのか?
そして、これも同じくもやっとしたアタリ。足元のテトラ際のウキがゆっくりとシモっていく。
グッとアワセを入れると、程よい重量感。本命だと思うが暗くてよく判らない。
念のためHiro氏にタモ入れをサポートしてもらい・・・・が、それでもライトが届かず
タモの位置も判らない。時折跳ねる飛沫に当たる光を頼りに、何とかタモに納まって
くれた。どうもありがとー!

手測りで・・・・う〜ん、40には届かない、元気なくちぶっとん。これはキープ!
その後は、またまた赤ジャコとの戦いが続き、23時過ぎ、スナップが外れ
ウキが流出した所で終了。少し暖かかったので、シュラフも出さず、
フィッシングエアのままポンチョを被り就寝。 と言うか、瞬爆。

途中何度か目を覚ましながら、3時過ぎに起きだして、コーヒーを淹れ
軽く朝食。 4時過ぎに実釣開始。

波っ気が出てきたので、期待に胸膨らむも・・・・アカジャコの群れは、
寝る気配はなかった様子。


そして夜も明け、海面が見える頃には・・・・赤い絨毯。
浮きグレも出てくるが、初島の浮きグレを掛けた経験がなく、果たして・・・・
全くの反応無いまま、姿が消えて行った。
更に、これまた恒例の巨イスズミの乱舞。

概ね、こうなった時は「イスズミでもいいや」と、なるのだが・・・・
これまた付け餌をキッチリと見切って、見向きもしない。
コマセに乱舞するのだから、間違って食ってくると思うのは人間の浅はかさか?
そして、一番船〜いつもの初島の風景になり、
巨イスズミも浮きグレも掛けることができないまま終了。

そもそも8時の一番船帰ろうと言っていたのに、コマセが大量に残って
いるので、9:25で・・・が、往生際悪く・・・11:10の船で帰還。

しかし、この釣り・・・楽しすぎるぞ。