Game_Ugo_Dec2007

Ugo.com

The Game -- セット訪問
ソニヤ・アレクサンダー

UGOと選ばれた数社はニュー・メキシコに飛んで、（あなたの情報源が誰かによりますが）Game、The Game、もしくはジェラード・バトラーのタイトル未定のアクション映画のセットを訪問しました。2009年までにはその映画がいつ公開になるかわかることでしょう。わたしたちがセットに着いたのは夜で、そこは屋外の BMXバイク・パークでした。キャストとクルーはこの撮影地での初日で、夜明けからずっとそこにいました。きつい撮影にもかかわらず、誰もがとてもくつろいだ感じでした。ジェラード・バトラーと他のキャストは銃や爆発物で泥まみれで遊んでいる少年のように見えましたが、へとへとになる仕事にちがいありません。

The Game のストーリーは『バトルランナー』[1987]か『イグジステンズ』[1999]、あるいはちょっと『ブレードランナー』[1982]を思わせますが、MMOのために改良されています。2017年に設定された未来アクション／スリラーで、ジェラード・バトラーが「スレイヤーズ」（殺し手）と呼ばれるオンライン・ゲームのチャンピオン、ケイブルとして主演します。マインド・コントロール・テクノロジーが社会を虜にし、この大規模なマルチ・プレイヤー・オンライン・ゲームで「スレイヤーズ」は人間が他の人間をコントロールすることを認めています。ケイブルは民間の牢にいて、30戦を生き延びたなら外へ出られると思っています。しかし、じきに彼は自分のあらゆる動きが数百万人にたどられていて、彼は単にアバターにすぎないと知るのです。ケイブルの主たる挑戦は彼のアイデンティティーを回復し、彼を投獄したシステムを壊すことになります。

映画はレッド・ワン・カメラと呼ばれるもので撮影されています。これは、超35サイズのCMOSを用いて4520×2540までの解像度まで録画できます。値段は17,500ドルくらいで、特に映画を見応えのあるものにしたい低予算の製作には実にリーズナブルな価格です。ジム・ジャンナードが造ったもので、驚くべきことに４分間で４キロも撮影します。セットでシーンの撮影を見ていると、この驚くべきカメラの撮影方法のせいで、HDのラッシュを見ているようです。Game はこの技術を用いた最初の映画の１つですが、２キロ撮影し、たったの3,000ドルの新しいものが出るので、最後のものとはならないでしょう。

視覚効果責任者のジェイムズ・マッケイドは、映画に使われている新しい技術についてかなりの時間わたしたちに話してくれました。彼はとてもかっこいい男で、製作に関することで目は輝いてました。彼は、周りに掛かっている大スクリーンはすべて『ブレードランナー』に似たヴァーチャル世界での広告や動くヒエログリフのためのものだと教えてくれました。また、ケーブルで操作されてキャラクターの後を追っていくボールベアリングもあります。基本的に、その効果には束縛がありません。各場面にCGIを入れると、この映画はきっと見ごたえのあるものになるでしょう。

レイクショア・マーケッティングの副社長ロバート・バークもわたしたちと過ごし、製作についてちょっと教えてくれました。その前の３週間アルブカークのダウンタウンを、映画の最初の戦闘場面があるコンテナ・シティーとしていたことを話してくれました。撮影が終わるころまでには、その４つの無人のダウンタウン地区はCNNの戦闘地帯みたいになっていました。

The Game はブライアン・テイラーとマーク・ネヴェルダインの脚本・監督で、ジェイソン・ステイサムと『アドレナリン』[2006]を作った人たちです。The Game の予算はレイクショアのこれまでで最高の4,000万ドルです。ジェラードの他に、ローガン・レルマン（『決断の３時10分』[1957]）、アリソン・ローマン、ジョン・レグイザモ、マイケル・C・ホールが重要な役をやります。面白いストーリーライン、革新的な特殊効果と素晴らしいキャストで、これはレイクショアのこれまでで最高で最も力強い作品となることでしょう。

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