FilmSchoolRejects
2008
年4月1日
独占記事:ジェラード・バトラー、年上の女性とのデート、『地獄の黙示
録』について語る
ケヴィン・カー
『映画学校不合格者』(Film School Rejects) の読者や『映画でセクシーな男』(Fat Guys at the
Movies)の聴衆にとってはニール・ミラーのママがジェラード・バトラーのすごい大ファンだというのは別に驚くことでもない。最近、我々はバトラーと
彼の新作『ニムの島』について話をする機会があった。その途中で、彼は親切なことにニールのママからのいくつかの重大な質問に答えてくれた。
Film School Rejects:あなたの昔からのファンと
新しいファンは、どんな風に違いますか?
GB:長年ぼくを知っているファンは、心からのファンで、情熱的なファンだ。『アッ
チラ』や『怪人』などの役の後にファン層が厚くなったといつも感じている。そして、アッチラは戦士の役だけれども、彼にはとてもロマンティックなところが
ある。それに対して去年は、大きな飛躍があった。そして、それは『300』のとてつもなさともっと関係していると思う。彼らはたぶんぼくがインタヴューで
何を言わなくちゃならなくても別に気にしないだろう。彼らが本当に聞きたいのは、ぼくが『これがスパルタだ!』っていう台詞だけなんだ」
FSR:あなたがスクリーンで演じて来たキャラクターの中で、どれが
一番ジェラード・バトラーに似ていますか?
GB:この頃はわからないけど、演じている時に一番共感したのは怪人だった。あの時
点で、怪人に見出したたくさんのことをぼくの人生で感じていたし、ぼくが経験していたことだった。でももっと軽い話題に変えると、ガイ・リッチーの映画
(『ロックン・ローラ』)だね、終わったばっかりの。ぼくの広報担当があれを見た後で電話して来て言ったんだ。
「君と1時間半ぶらぶらしていたみたいな感じだ。あれはまるっきり君だよ。バカな所、まぬけな所、強い所、傷つきやすい所。あれには、君のすべてがある」
それはまだみんなが見たことのない所だけど、近頃では一番ぼくに似ているんじゃないかと思うね」
FSR:あなたが一番好きな映画はなんですか?
GB:『地獄の黙示録』だ。ぼくはたとえ大好きで感激した映画でも、どういうわけ
か、もう一度見たりはしないんだ。それがぼくの変な所なんだけどね。でも、『地獄の黙示録』は17回くらい見たと思う。ただセットして見るんだ。視覚に訴
えかけてくるし、刺激的だ。考えさせられるんだ。説明できないものがある。あの映画は大好きだ。
FSR:あなたが考えるロマンティックな夜とはどのようなものです
か?
GB:ぼくの限られた人生経験では、すっかりドレスアップしなくてはならない状況よ
りも、何もない所に最高の状況がすごくよくあるんだ。2人の間に何が起きるかなんてあてにならない。ある人たちはこう言うだろう。「ここでヘリコプターに
乗って、お洒落なレストランに行こう」ってね。だからぼくは未だに独身なんだよ。『ハネムーンは命がけ』の中の一場面で、マイク・マイヤーズが女の子と出
かけて、2人はただ歩き回って、自分たちが出会ったものを利用する――像とか公園のベンチとか。そして、跳ね回る。ぼくにとっては、どこかをただ歩き回っ
ている時が最高に楽しい。それが、パリの通りだろうと、ニュー・ヨークだろうと。今はニュー・ヨークに住んでいるから、もしデートするとしたら、ブルック
リン橋を歩いて渡って、色んなものを見たり、楽しんだりして、正直な所、レストランに坐っていたんじゃ出くわさないようなヘンテコなことに出くわしたりす
るだろう。そういうのがぼくにとっては素晴らしいんだ。でも、言ったように、だから未だに独身なのさ。
FSR:ちょっと年上の女性とデートすることに関心はありますか?
GB:(爆笑)あるよ。いつだって年上の女性は好きだよ。できれ
ば、40か50歳上のね。
ニールのママには確実にチャンスがあるぞ。貴女のために口添えしてあげますよ、そうすればジェラード・バトラーが大きなキスを届けてくれますよ。
アビゲイル・ブレスリン、ジョディ・フォスター、ジェラード・バトラー主演の『ニムの島』は、フォックス・ウォルデン配給で、4月4日(金)に公開され
る。