ぼ
くは[ロンドンを舞台とした]『ロックンローラ』のスターかもしれないが、それでもまだグラスゴーの人間さ
胸をときめかせてくれるハリウッド・スターのジェラード・バトラーは、自分の成功はスコットランド西部で育ったことにあると認めた。
ガイ・リッチーの新作映画Rocknrolla の[11月で]39
歳のスターは、ペイズリーで育ち、[スコットランドの名門]グ
ラスゴー大学で法律を学んだ。
ワン・ツーというまぬけなギャングを演じているジェラードはこう述べた。「ぼくの中にはグラスゴーがたくさんある、そして、ワン・ツーの中にもグラスゴー
がたくさんあるんだ」
「若い頃は、何人かのギャングを知っていたけど、それは決してぼくの人生の大きな部分ではないんだ。でも、思うに、グラスゴーで育ったという経験は、善か
れ悪しかれだれにでも多くのパーソナリティを与えているんじゃないかな」
映画の中のキャラクター同様、ジェラードはよからぬ連中と付き合ったことがないわけじゃないと認めている。彼はこう述べた。「ぼくはこんな風に過ごして来
たんだと誇張して言う気はないけど、労働者階級の地域で育ったから、ちょこちょこ出くわすのは避けられないんだ。
「おかしなことに、法律を勉強し始めたら、なんだかますます巻き込まれるようになってしまったんだ。だって本当に、中流階級の人と、いかれた連中が混じり
合っているグラスゴーのクラブに通い始めたからね。
「グラスゴーの深奥部とロンドンの下町にはかなり似た所があると思う。
「まちがいなく、同じ連中がたくさんいるよ、訛りが違うだけでね」
[俳優として一流の] Aリストに載るような立場で
あるにも関わらず、彼は未だにグラスゴーとの密接な繋がりを保っていて、ウエスト・エンドのStravaigin
でビールを1、2杯楽しんでいることが知られている。*
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ジェリーはこの10年間、お酒は飲んでいませんし、今もお酒には手を出しません。
そして、バトラーは、『300』でのレオニダス王の役のためにあの有名な見事な体を作ってくれたフィットネスをやったら、スコットランドの男たちにはもっ
とご利益があるだろうと冗談を言った。彼はあの外見を得るためにまるまる4ヶ月間訓練しなくてはならなかった。
彼は笑った。「どこでもぼくみたいな男がもっと必要だよ!」
ジェラードは、もう一人のスーパースターで、スコットランド人であることが成功の一助になったビリー・コノリーと共に、『クイーン・ヴィクトリア/至上の
恋』で映画デビューを果たした。
それ以来彼は、『300』『ドラキュリア2000』などのハリウッド大作に出演し続け、『トゥームレイダー2』ではアンジェリーナ・ジョリーの相手役をし
た。
彼は古典的なギャング映画『アンタッチャブルズ』のリメイクに出演する所で、これは来年公開される。*
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この作品はまだ宙ぶらりんの状態で、製作も始まっていません。来年英米で公開されるのは The Ugly Truth と Game です。The
Ugly Truth は日本では2009
年8月22日、Game
は、2009年後半の公開予定です。
明日発売の 今週の『ビッグイシュー』のフル・インタヴューをお読みください。*
*『ビッグイシュー』は日本でも大きな駅前などで立
ち売りをしてい
ます。都内では山手線沿線のかなりの駅で手に入ります。この雑誌は、ホームレスの人たちが生活の糧を得るための手段として売られている世界的な雑誌で、登
録された販売者が決まった場所で売っています。
売り上げの一部が彼らの収入となります。現在1冊300円で、160円が彼らの収入になります。毎月1日・15日発売です。バックナ
ンバーも手に入ります。映画スターを扱っていることが多いです。2007年に『300』でジェリーが来日する前の春に日本版の編集部に、ジェリーの特集を
してくれとリクエストしたのですが、無駄でした。もしかして、今度は日本版にも載るのか、しばらく注意してみます。
『ビッグ・イシュー』のサイトはこちらです。販売場所はこちらです。