連携型・併設型・中等教育学校の公立中高一貫校の詳細
Q.36 |
公立中高一貫校の最新情報について教えてください(連携型 併設型 中等教育学校の公立中高一貫校の詳細) |
A.36 |
公立中高一貫校の最新情報
ポイント A 公立中高一貫校タイプは3種類
(1) 連携型
連携型とは、既存の市町村立の中学と都道府県立の高校が、教育課程の編成や教員・生徒間の交流などで連携をを深める形で中高一貫教育を行うもの。中学校から高校へ進学する際には、学力検査を行わずに簡単な選抜を行います。
→過疎地域の高校に地元の中学生をなるべく多く進学させるという意味合いが強い
(2) 併設型
県や市など同じ設置者による中学校と高校を接続して中高一貫教育を行なう学校。中学卒業者は無選抜で併設高校に進学できる。また高校段階で外部募集も行なう。
→私立高校で言えば、「灘」や「開成」みたいなもの。基本的には中高一貫教育だが、高校募集も行い活性化を図る。なお、その際にカリキュラムの差をどう埋めるかについては、
東京都の「白鴎」や「両国」などでは、中学からの内部生と高校からの外部生のクラスを別々にせずに、学力差がつきやすい「数学」や「英語」などの教科については、「習熟度別授業」を実施する方針です。
京都府の「洛北」「西京」は逆に内部生と外部生はカリキュラムが違うため、クラスを別々にして学習する方針です。
よって各学校によって対応は異なってきます。
(3) 中等教育学校
1つの学校として一体的に中高一貫教育を行なう6年生制の学校。中学校にあたる前期課程(3年)と、高校にあたる後期課程(3年)に区分される。後期課程(高校)からの外部募集はありません。
→完全中高一貫校
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