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警察庁の規制案に関する見解

 本日2月6日警察庁によるエアソフトガンの法的な規制案が発表されました。
 銃刀法を改正し、あらたに「準空気銃」というカテゴリーを設け、一定以上のパワーをもつエアソフトガンは所持を禁止する内容となっています。違反者は銃刀法違反で懲役1年以下または30万円以下の罰金に処せられます。
 警察庁の規制値は単位面積あたりのパワーで算出されていますが、これを私たちがふだん使っているパワー数値に換算すると合法と違法の境目はおおむね0・98ジュールとなります。
 この間、警察庁の規制案をめぐってはさまざまな憶測が飛び交い、一部には0・4ジュールとか0・6ジュールを上限とする規制との情報もありました。「トイガン文化を守る会」は過度の規制にならないように要望書をとりまとめ、平成18年1月20日付けで警察庁に送付いたしました。現在は、署名活動を実施中です。
 今回の規制案をみると、警察庁は私たち一般ユーザーの要望にも配慮しており(規制案は現行のサバイバルゲームの1ジュールにかぎりなくちかい)、その意味では肯定的な評価ができます。しかしながら、今回の警察庁による規制案の発表でこの問題がすべて解決したわけではありません。今後、国会で銃刀法が正式に可決成立するまでは予断を許さない状況がつづきます。
 したがって、「トイガン文化を守る会」としては、当初の予定どおり、今月末(平成18年2月末)をめどに「1ジュールから多少の余裕をもった数値を規制値として要請する」旨の署名活動をつづけていきます。その後については、本日の警察庁による規制案の発表という急転直下の事態をうけて、あらたに国会への要請活動などを検討しています。
 現在、「トイガン文化を守る会」宛には署名はもちろん、多くの励ましやご意 見ご質問がよせられ、この問題に対するトイガン文化を愛する方々の関心の高さ があらわれています。「トイガン文化を守る会」はみなさまの熱意や要望を警察 庁など関係省庁、国会にしっかりと届けていくつもりです。
 エアソフトガン、サバイバルゲーム、スポーツ射撃等の愛好者の方々をはじめ、関係諸団体、多くの方々のいっそうのご支援とご協力をお願いいたします。

平成18年2月6日
「トイガン文化を守る会」
中 嶋 博 行
 


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