メモランダム♯06

舞台挨拶



【もどるには、このウィンドーを閉じてください】

 当然、日本映画に多いのだけれど、舞台挨拶というサービス・イベントがある。たいていは初日の1回目終了後、2回目が始まる前に、両方の回の観客で場内が溢れかえったところで始められる。

 これだけが目的で映画に来る人もいて、日本映画の場合はジジ、ババが、ハリウッド映画などの場合はギャルが、それぞれプレゼントやら花束やらをいっぱい持って押し掛ける。もちろんカメラのフラッシュの嵐となる。それに、日本映画だと「関係者」というのが意外に多く(仕出し?)、こういう日に当たると落ち着いて映画など見られない。

 ボクは今までに、知らずに行ってメル・ギブソンやジャン・クロード・ヴァンダムを肉眼で見ることができた。ジャッキー・チェンの時は突然のプレゼント抽選というのがあって、たまたま座っていた座席の番号が当たって「シネスコ方式の上映フィルムのコマ入り定規」をもらった。

 おおむね、外国俳優の人たちは話がうまく、内容もあって楽しく有意義だ。カッコイイし、みんな素敵な人たちだった。日本映画の場合はただの顔見せだからなあ……。混雑を考えると、避けたほうが賢明かも。


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