用語解説


ベークライト Bakelite

フェノールとホルムアルデヒドを縮合させたもの。フェノール樹脂。

最も古くに作られたプラスチックで、1907年ベルギー系アメリカ人のベークランド〈Baekeland〉博士によって開発された。商品名は開発者の名にちなんでベークライトとつけられた。

日本では1911年に三共(株)(現・住友ベークライト(株))が初めて作った。電気抵抗に優れることから、絶縁体として電球のソケットなどに多用される。

第二次世界大戦およびそれ以前の銃のグリップの多くはこのベークライト製である。


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