[931] GMの部品は富士重の倉庫から 立松 2001/06/25 13:26:04
日経より 産業・流通
富士重、GM補修部品を供給 富士重工業は来年4月から、資本提携先である米ゼネラル・モータ ーズ(GM)の国内販売拠点向けの自動車補修用部品の保管・出荷 業務を開始する。海外から輸入したGM車の補修用部品を富士重の 部品倉庫で管理し、GMの販売拠点に随時供給する体制を整える。 GMは部品保管業務を富士重に委託することでコスト削減につなげ、 富士重は委託手数料収入で年間数億円の売上高を見込む。
富士重はGMが国内で展開する販売網「GMオートワールド」向け に、エンジンやブレーキなどの関連補修部品を扱う。GMの「シボレ ー」ブランド車やGMグループの独オペル車の補修用部品を米国やド イツから輸入し、富士重の「スバル」ブランド車用の部品とともに「ス バル太田部品センター」(群馬県太田市)で保管。スバル車とGM車 の部品を一括して販売拠点の地域別に出荷する。GMは横浜地区 の部品倉庫に補修用部品を保管しているが、富士重への業務移管 で管理コストを減らす。GMオートワールドは現在、国内に45店舗あ るが、2005年には約160店舗に拡大する計画。
|