naya collective
 
繊細な身体感覚で独自の世界を紡ぐダンサー・手塚夏子と、
赤外線シャツなど自作電子楽器の即興演奏で知られる音楽家・
足立智美による初顔合わせ。

平明な言葉づかいが瑞々しいヴォーカルと
動静織りなすコントラバスの組み合わせがユニークな
ポップ・デュオ〈uni-marca/ユニ・マルカ〉。

言葉と身体と音楽の、干渉と回折の波動の宵
 

 

<Inside-Outいのちと向き合う>井上廣子写真彫刻展・オープニングライブイベント

日時2008年8月26日(火)19:00 (開場18:30)

会場ヒルサイドフォーラム(代官山ヒルサイドテラスF棟)
    東京都渋谷区猿楽町18-8代官山ヒルサイドテラスF棟

出演手塚夏子(ダンス)+足立智美(音楽)
   uni-marca = 柴田暦 (vocal) + 河崎純 (contrabass)

料金1000円(+ワンドリンクオーダー500円)
席数に限りがありますので、なるべくご予約下さい。
問い合わせ/予約先Inside-Out事務局 stanp_insideout@mac.com 03-3641-8275(門仲天井ホール内)

主催◎井上廣子 共催◎ヒルサイド・フォーラム、NPO芸術資源開発機構、門仲天井ホール
助成◎財団法人朝日新聞文化財団、財団法人花王芸術科学財団、芸術文化振興基金
後援◎オーストリア大使館、ドイツ連邦共和国大使館、アートミーツケア学会
協力◎STANP、ナヤ・コレクティブ

       
   
手塚夏子 Tezuka Natsuko http://members.aol.com/natsukote/

1996年2月ソロ活動開始。マイムやダンスの境界をさまよいつつ、既成のテクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに舞台活動を続ける。2001年「体を観察する」というテーマに辿り着き、自身の体を素材とし実験する作品「私的解剖実験」シリーズが誕生。2002年「私的解剖実験−2」でトヨタコレオグラフィーアワードに出演。体の極細部に意識を集中することで体に様々な反応を生じさせ、オペラグラスを手にした観客が顕微鏡の中の微生物のように覗き見る。また、劇場以外の様々な場所(ギャラリー、観光船や都電など)でのパフォーマンスを行う。2005年5月にニューヨークJapan Societyの企画に出演。また、独自の作品に対するアプローチを応用し、ダンサー、俳優、知的障害者など多様な身体と心の持ち主を対象としたワークショップなども行っている。
       
   
足立智美 Adachi Tomomi http://www.adachitomomi.com

パフォーマー/作曲家。ヴォイス、各種センサー、コンピュータ、自作楽器によるソロ演奏、音響詩、舞台音楽など幅広い領域で活動し、ヤープ・ブロンク、ニコラス・コリンズ、高橋悠治、坂田明、一柳慧、カール・ストーン、飯村隆彦、伊藤キムらと共演。またインスタレーション作家、映像作家としてもキャリアがあり、非音楽家との大規模なアンサンブルのプロジェクトもおこなう。世界各地のオルタナティヴ・スペースの他、ポンピドーセンター(パリ)、STEIM(アムステルダム)、エクスペリメンタル・インターメディア・ファンデーション(ニューヨーク)、ウォーカー・アート・センター(ミネアポリス)などで公演している。2007年はフランダース・フェスティヴァル、メルボルン・インターナショナル・アート・フェスティヴァルに参加、またジョン・ケージの『ユーロペラ5』の日本初演の演出をてがける。CDに足立智美『ときめきのゆいぶつろん』(naya records)、足立智美ロイヤル合唱団『yo』(Tzadik)などがある。
         
  photo: HILATA KAI(K-S)  

uni-marca/ユニ・マルカ http://www.uni-marca.jp/

ヴォーカル/柴田暦、コントラバス/河崎純のデュオ。'03年結成。以来、各地のライブハウス、ギャラリーで活動。奇妙にポップなオリジナル、新たな魅力発見のカヴァー曲、ナンセンス朗読などなど、交錯するレパートリー。透明な声と破壊を秘めたクールな弦が、しなやかに境界を突破する。CDに<uni-marca>(ZIPANGUレーベル)。

柴田 暦 Shibata Reki http://ongaku-tanteidan.hp.infoseek.co.jp/

桐朋学園演劇科卒。女優として<オンシアター自由劇場>、<ポかリン記憶舎>などに出演。次第にヴォーカリスト活動に移行。'99年より、パフォーマンスグループ<時々自動>の公演に歌手・パフォーマーとして出演し、マニラ・クアラルンプール・シンガポールへのアジアツアーにも参加。また、「幽霊はここにいる」(演出/串田和美)や、アジア4ヵ国の共同作品「演じる女たち」(総合演出/アヌラダ・カプール)に楽士・歌手として出演するなど、演劇との交差も多い。

河崎 純 Kawasaki Jun 

コントラバスを齋藤徹、吉澤元治に師事。舞台作品、委嘱作品の作曲。コントラバス無伴奏ソロのほか、様々な演奏家、歌手、作曲家、俳優、演出家、ダンサー、詩人、美術家、地域コミュニティ等との共同作業、ワークショップを行う。近年は特に言葉を介在させた表現との共演に力を入れている。劇場シアターX主催「詩の通路」ゼミ、パフォ−マンスシリーズ「いまからここで」を企画、進行。録音はソロCD『左岸・右岸』のほか多数。国内はもとより、ヨーロッパ各地をはじめ海外での演奏も多い。

 
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