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  音楽の複数次元 ジョン・ケージ
『ヴァリエーションズVII』
 

世界を聴く

1966年“9 Evenings”で初演されたジョン・ケージの巨大なライヴ・エレクトロニクス作品。世界中でリアルタイムに起こるあらゆる音を収集、変換。20台のラジオ、大量の家電製品、電話、脳波、心音、電磁波、発振器、ガイガーカウンターにインターネットを加え、世界の振動を可聴化する。

 Variations VII はジョン・ケージの最大規模のライヴ・エレクトロニクス作品で、直後にE.A.T.(Experiments in Art and Technology )となる芸術家と技術者のコラボレーション・グループによって企画された "9 Evenings: Theatre & Engineering" の一環として1966年、ニューヨークで初演されました。この作品は録音された音、事前に用意した音を一切使わずに上演される真の意味でのライヴ・エレクトロニクスであることに最大の特徴をおいています。空中に飛び交う電波、心臓や衣擦れのような小さ過ぎて聴こえない音、遠くにあって届かない音、自然に漂う放射能、アナログ電子回路が生み出す電気の波、それらのすべてを受け止め、エレクトロニクスによって可聴化、混合し、17チャンネルのスピーカーから放出します。未出版のケージ自身のメモと、初演時のエンジニアの記録をもとに、テクノロジー環境の変化を考慮にいれ、ローテクとハイテクを混ぜ合わせ、世界各地の中継場所の協力を得ながら現代のものへと再構築します。会場は巨大な受信機と化し、世界のざわめきで満たされるでしょう。 (足立智美)

 
 

●日時:2011年1月29日(土)開演19:00、1月30日(日)開演15:00 ◆上演時間:2時間(予定)

●会場:アサヒ・アートスクエア(浅草)

●曲目:ジョン・ケージ作曲『ヴァリエーションズ VII』(日本初演)

●チケット:全席自由 前売2500円 当日2900円 1ドリンク付き

●チケット発売開始:2010年10月1日(金)9:00〜

●演奏者:足立智美有馬純寿池田拓実毛利悠子 

●スタッフ:
  企画・監修:足立智美
  舞台監督:鈴木英生(カノン工房)
  制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)

●協賛:アサヒビール株式会社

●助成:芸術文化振興基金助成事業、財団法人アサヒビール芸術文化財団、財団法人朝日新聞文化財団

●協力(五十音順、敬称略。12月31日現在)
 アサヒフードクリエイト株式会社 フラムドール、NTTインターコミュニケーションセンター ICC
 現代美術製作所、後藤商店、するところ、高沢悟、TSメンタルクリニック、帝塚山学院大学、曳舟湯
 
 


個人スポンサーのお願い

当公演にあたって、少しでも質の高い演奏を実現すべく個人的な財源サポートをしてくださる方を募集中です。
サポートくださった方には、お礼として、当公演へのご招待券と、当公演の模様を収録した記録DVDを差し上げます。
・金額:一口1万円より
・特典:(1) 当公演招待券(一口につき1枚)
    (2) 当公演記録DVD(非売品、一口につき1枚)
    (3) 当公演配布プログラムへのお名前掲載

ご賛同いただける方は、件名を「VIIスポンサー」としてメールをお送りください。折り返し、詳細をご連絡いたします。
    送信先アドレス:nayac@mc.point.ne.jp

終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。

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ラジオ協力のお願い

公演で使用する比較的高性能な短波ラジオ等(以下参照。普通の家庭用ラジオとは異なります)を
貸してくださる方を探しています。

 ●短波ラジオ
 ●BCLラジオ
 ●マルチバンド・レシーバー
 ●アマチュア無線機(受信のみに使用)

 ◆期間:1月上旬〜末日まで

ご協力いただける方は、件名を「ラジオ協力」とし、以下の要領でメールをお送りください。
 ・お名前
 ・お持ちの機材の型番
 ・連絡先メールアドレス
メール送信先:ナヤ・コレクティブ nayac@mc.point.ne.jp

なお、機器は完動品に限らせていただきます。また受信できる周波数帯など機種によっては
当公演に使用できない場合もあります。どうぞご了承ください。
お貸し下さった方はお礼として1月29、30日いずれかの本番パフォーマンスにご招待いたします。

 
   
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