オーストリア/イタリアチロルの鉄道
典型的なチロルの風景の中、チューリヒ、ウィーンを結ぶEC列車
チロルの中心、
インスブルック中央駅
ランデック近く、トリサンナ橋梁でイン川とは別れを告げる
ザンクトアントンの先は延長10.25kmの
アールベルク・トンネル、
標高は1303mの高地
インスブルックから北へ向かうカールヴェンデル線は
最大36.5‰の急勾配で標高を上げる
標高1198mのゼーフェルトは有数のリゾート地、観光馬車が待っている
ブレンナー駅のこちらオーストリア、
あちらイタリアの標識、標高1371m
ブレンナー峠へ南下する途中、
ザンクトヨードックのオメガ線を往く
南チロルではイタリアのELに牽かれるオーストリアの列車
東チロルのリエンツ市街
ボーツェンで、寄り添ってきたイザルコ川を渡る
インスブルック市街、背後はノルトケッテの山々
インスブルックの
チロル・ローカル鉄道博物館
新婚お披露目の貸切り旧型市電
インスブルックのシュトバイタール線、軌間1m、3kV直流、
この辺りの標高は1000m
シュトバイタール線で、1904年から1983年まで使われた
旧型2.5kV、42.5Hzの交流電車
イェンバッハ駅のアヘンゼー鉄道1889年製のSL。
軌間1m、最大勾配160‰リゲンバッハ式
嬉しそうな満杯の乗客を運び上げる
終着アヘン湖畔、海抜930m、
遊覧船が待っている
ツィラータール鉄道は、イェンバッハ駅から南に広がるツィラータールを、
標高627mのマイヤーホーフェンまでの31.7km。
軌間760mmの非電化線で、ディーゼルが主体
この鉄道最大の大型SL、かつては領土
だったサラエヴォで使われていたもの
ツィラータール鉄道の華、観光客満載、
長大編成のSL列車
標準軌の貨車も台車の乗って乗り入れ
アマチュア運転も可能な、貸切りの蒸気ホビー列車
運転台はマスコンとハンドブレーキだけ
ボーツェン北側の標高1000mを越える山地に、延長6.6kmの
リットナー鉄道が現役。元来はボーツェンとつながっていて、
標高差を稼ぐために途中の勾配をラック区間とし、ELで押し上げて
いたが、1964年の転落事故で勾配部分を廃止、山間の孤島
となってしまった。今はロープウェイが連絡している。
電車は1908年製など、軌間1m
車庫には押し上げ機関車が残る。別の1両が
チロル・ローカル鉄道博物館にも保存されている
© 2007 Mayumi Cho