がらくた1

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三味線(太棹)の胴です。
父が 伯母から譲り受け 六十の手習いで 始めたのだが
長続きせずに 辞めてしまい 放ったままに。
破れた皮を 剥がして はじめて胴の中を 知りました。
細かい刻みが あの音色 響きを 出していたんでしょう。
まあるいフォルムも 好きです。







 鍔  径 7.2cm 重さ 140g

金属製で 重いです。 もしかして 文鎮だったりして。







12歳 

ミニピンのイーピンの若かりし頃(7歳)のバッジです。
散歩時間も短くなり 歩く速さもゆっくりになり 私の歳も追い越して…
いつまでもずっと 一緒にいられますように 大事な宝物です。

今、床で寝そべって うつらうつらしています。







 

丹前  丈 120cm

しみが出て きれいだとはいえませんが
45年以上前 「琴姫七変化」が大好きで
妹と これを着て 姫役をしたり…
今でも 鮮やかに 思い出がよみがえります。
娘に着せようと 出産後 実家から 貰ったのですが 箪笥の肥やしになっています。







 

茶さじ  15×5

材質は不明です。
裏側は 葉っぱの模様が 彫り出されている。
下記の茶壷の茶葉を 掬い取るのに使用していました。







 

銀の茶壷  高さ 17cm  径 14cm

いつからあるのか不明ですが いい色艶が出ています。
つまみの付いた中蓋が すーうとはいっていく様子が 大好きです。
茶っ葉を入れて 使いた〜い。
物置に 仕舞い込んだままです。







小台  22×11  高さ 5

  

木肌は 赤っぽい、何の木かな?
継ぎ無しで 一枚の板から 掘り出されたようだ。
足の部分の 丸っこい所が やさしくて 好きです。







花瓶  直径 10cm  高さ 18cm

50年以上前からあると思う。
素材は 白い石で 重たい。
花瓶だけど 活けもせず どこかの隅に 置いてあった。
割れもせず 欠けもせず 残っている存在が 思い出となっている。

 







前掛け

一升瓶10本いりの木箱を 持ち上げる時に 重宝しました。
「粗品」と書かれた熨斗に 包んであります。

 二つ折りにして ポケットを作り 小エプロンに
わんこの散歩に 重宝しています。
ウォークマン、携帯、ウンチ袋、飴玉、財布…を入れて お出掛けです。







酒の配達袋

一升瓶を 配達していた袋で 丈夫です。

 テニスボール入れに使ってます。







台  45×25  高さ12

裏に 「大正七年十月」とあり 父の生まれる前から あるんだ。
廃棄処分を免れ 実家から 持ち帰りました。
足は はめ込み式です。私の枕元で 時計等 置いています。

 







 

瓢箪   長さ 52cm  径 24cm

仏壇横の柱に 物心ついた時から 鍔と一緒に ぶら下がっていた。
家を解体する時 貰い受けた。
小さい頃から あるんだもん 手許に置いておきたかった。
紐は 交換して 今は 和箪笥の横に ぶら下がっています。
細長い瓢箪です、水など入れた事はありません 今後もないでしょう。







鍔   径 7.5cm

実家を解体する時 貰ってきました。







ラジオ

裏に 昭和43.3.10.今でも現役です。
壊れたのを 父が何度も修理している。
メインスイッチは 作り直し ボリュームは裏から 竹棒で調節するようにしてある。

大正生まれの父は 物を大事に使ったし 直して とことん使った。
それと 何でも 下着にも 日付を入れるのが 癖?趣味?だった。
ボタン付けから 綻び(目はあらい)まで 自分でやっていた。
だから 母が 新しく買った服や 下着を大事にとって 亡くなった時には 手付かずがたくさんあった。







 

写真用カッター

昭和25年に 井筒屋デパートから購入。
「SAKURA」が「小西六」だった頃ですね。
カットすると スパッと切れ味のいい音がして 背中をぞくっと撫でられる感覚がある。
父は 刃を研ぐのが好きだし 上手でした。
私が結婚後 帰省の度に 包丁を研いで貰ったが よく切れ過ぎ 注意が必要だった。
今は なまくらの包丁で 力が要ります。時々 研ぎ器で 研いでいます。
父から 研ぎ方を 習っておくべきでした。







 

墨つぼ  長さ 18cm

材質は欅?だろう。
墨つぼと 糸車からなる墨打ち用の道具。糸はあるが 先端の軽子は無くしてる。
父が これを使って 板に印付けしていたのを 覚えています。
誰も使う者はいないし、使い方も知らないだろう。







  

トーテムポール  高さ 28cm

40年以上前 小学校の図工の作品。
目を飛び出させたり 深い切れ込み くり抜き 土台作りなど
子供の手には負えず 親の手が入っているのは歴然。

図工になると 父がいつも手を出してきた。
本箱は 釘を使わず ノミで切れ込みを入れて はめ込んだり「父の作品」だった。
そして それを 提出している。
恥ずかしくもなかったし 手伝って貰って得してるという気もなかった。
担任が「お父さん、上手だね」と言ったかどうか…
採点はどうだったかな。

父の生前に このトーテムポールを見せたかった。
まだ、持ってるよつて。







 

陶器  直径 30cm  高さ 9cm

40年以上前からある。
散らし寿司を入れ かき混ぜていたと思うのだが 母に聞いたら 覚えがないと…
すし米を 混ぜるには 陶器は向かないだろう。
傷みがあるけど こね鉢として 使えそうです。
底の裏に 右画像のマークが入っている。
この陶器は そもそも何なのか 全く不明です。







 

ビードロ・チャンポン

歌麿の浮世絵の美人画にあった。
20年位前どこかの物産展で見つけて 欲しくなって 買った物。
引き出しの奥から 時〜たま出てくる、ぺっこんぺこぺこ、吹いてみる。







 

ベル  高さ8  直径8.5

私の生まれる前からある。
押すと、いい音がする。階段に置いて 2階の者を呼ぶのに使っていた。
ベルの音は 押す人の感情が よく出ていた。
今は 当たる所が 摩耗したのか、強く押さないと 鳴り方が悪い。
どうってことないベル、だけど 長年の使用で いい色になっている。
棚から出して 時々 鳴らしてみる 取り壊された家を思い出す。







   

木箱  23×11

実家で見つけて ごみ箱行きかけた物。
角が 組み木のようになって 釘ではなく 木釘で留めてあるのが 気になった。
蓋に「大正元年拾月 積塵 藤屋猿 用」読めません。
今は 鉛筆入れに。昔は 何が入っていたのかな。







 

40年以上前に よく飲んでいたココアの缶。

漫画は 宇宙少年ソラン。
主題歌?の節は 覚えていますが 詞は「ソラン、ソラン…」の所だけ。

なぜ、この缶が 今だにあるのか!

小学生の時の「おはじき」入れに 使っていました。
娘が出来て おはじきを教えようと思っていたのに 流行ってない。
自分の時は おはじきを 同数出し合って 上手にはじいた者が 取って行った。
色付きのおはじきは 他のより 価値があった。

独りで はじいても 面白くない。取ったり取られたりが 楽しかったんだね。
また、お缶入り 缶は錆びても おはじきは 昔のまま残ります。





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