● 木皮成 ●
title 『I`M NOTHING FOR YOU.』
なんとなくアーティストですって主張するような作り方をすると
若さ故の浅はかさとか出そうなので、
難しく考えず素直な気持ちでダンスと向き合おうと思います。
僕はダンスって変だと思うんですよね。
表現だと言われればそれまでなんですけれども。
目的だけで言えば何でそんな足が上がるの!?腕が早く動くの!?
みたいなことを僕は思います。
これは別にダンスを批判してるつもりは決してなく、
ただ単純に日常の中の生活でそういう動きの必要性はあまりないのでは?
と思うんです。でもやっぱり本当に凄いダンサーさんを見ると感動します。
感動する要因としてなんだろ、、、
劇場で踊ってることがかなり大きいんだろうなと最近思います。
僕らが劇場で見るダンサーの方達は非日常の上で成り立ってるから、
日常に置いての不必要なまでの動きが観客にとっての必要な動きになりかわる。
今回はその瞬間に興味があります。
劇場で踊ることがどれくらい日常と距離を置いていることなのか?
色んな角度で付き詰めれたいなと思っています。
僕は何も持たずに劇場へ踊りに来ます。
◎Sei Kigawa◎
1990年和歌山県生まれ。
驚異的なスピードで小劇場・ライヴハウス・ストリート等場所を選ばず活動。
自ら演出を手掛けた舞台では客席にサクラ30人を仕込んだ演劇作品や
音響効果・照明変化の無いソロダンス等、意欲的な作品を発表。
外部団体等客演多数の他、アジア舞台芸術祭で国際共同製作に参加。
前衛音楽バンドP.A.N.A projectや若手アーティスト集団 渋家 等の他
ジャンルとのコラボレーションも行う。 若さを武器に休み知らずの活動を続ける。
Condors Choreography Competition 2010 シジュウカラ賞(第三位)受賞。
多摩美術大学映像演劇学科在学中。
● 森田麻衣+滝本彩和子 ●
title 『 will I ? (私はそうするでしょうか?) 』
今、目の前にある貴重な瞬間は
自分で選んだものなのか…
それとも偶然なのか…
その一瞬を身体は見逃さない。
何かをつかもうとするかのように
手は動き、
耳はその時を聞こうとする。
この瞬間は最後ではない。
これまでも、これからも
瞬間の連続を旅してゆく。
◎:>aloning(バロニング)◎
Mai Morita
1986年長野県生まれ。
バレエを長野バレエ団倉島照代に師事。
カナダのGoh Ballet Academy,Arts Umbrella留学後、
カナダのmove;the companyにて1年間活動。
様々なジャンルのダンスに挑戦。 最近は格闘技にはまり中。
2009年より日本でもダンサーとしてだけでなく
演出・振付・音楽へも活動を広げる。
Sawako Takimoto
1983年千葉県生まれ。
幼少よりモダンダンスを滝本幸栄子の元で学ぶ。
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科卒業後、イギリスへ留学。
ロンドン、LABANにてディプロマを修得。
ダンサーとして踊る一方、作る事にも興味を持ち、
今年夏に森田麻衣と作品「B free」を発表。 創作活動にも力を入れる。
● 溝口真貴 ●
title 『きっかけ』
突然なじんでいたものが、
知らないものになっている。
この恐さ、不安は、
一体何がそうさせているのか。
見過ごしてしまった変化の積み重ねで
起きた出来事を
ゆっくりと辿ってみる。
そしてまた、体の内で、
何かが変わっていく。
◎Maki Mizoguchi◎
1980年山口県生まれ。
日活芸術学院で、演劇を学ぶ。
在学中に踊り始め、その後、コンテンポラリーダンスを学ぶ。
新転位21、劇団IQ5000等役者として参加。
07年より、じゅんじゅんムーヴメントクラスに参加。
09年より、作品創作活動を開始している。
会場 オルタナティブスペースRAFT(中野区中野1-4-4 1F)
◎JR線・大江戸線 「東中野駅」下車西口・徒歩13分
◎丸の内線・大江戸線 「中野坂上駅」下車A2出口・徒歩10分
◎JR線「中野駅」からバスの場合 南口下車、京王バス(2番のり場)渋谷駅行き(渋64)「中野一丁目」にて下車(バス乗車時間約5分)
◎JR線「新宿駅」からバスの場合 西口出口、京王バスターミナル(15番のり場)野方行き「中野一丁目」にて下車(バス乗車時間約15分)徒歩スグ・東中野駅から約1.0km・中野坂上駅から約0.8km
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