Ivent Report
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07年2月17日(土)

 ここでは幕張メッセ4〜6ホールで開催されたアミューズメントエキスポ2007(以下AOU)のレポートをお伝えします。

会場である幕張メッセです。朝はご覧の通り快晴ですが夜は雨が降ってきたようです。

各メーカーの様子

カプコン 

今、流行のカードを使ったキッズゲーム「ワンタメ ミュージックチャンネル」をメインとしたブース作りのカプコン。ここの最新メダルゲームといえばメダル落としゲーム「エイリアンデンジャー」 筐体自体は同じでも前作とは違った趣のような感じです。
見た時の変更点は
・シューターのデザイン
・クルーンにJPorOUTが3つずつ(詳細は不明)
・スロットの絵柄
・スロットでサイコロが揃うとボードゲーム風のマップを進み、止まったマスによってミニゲームやSJPCなどがある様子
ミニJPやパーティゲームは前回と同じのようです。ルールは前作と比べて難しく、わかりにくい印象がありました。前と同じ調子でやっていると負けやすいかも。

タイトー

カプコンの向かいにあるタイトーも賑やかな雰囲気。格闘ゲーム「バトルファンタジア」を全面的に押し出したブースの中央にくるくる回る巨大な恐竜のオブジェが。それがタイトーの新作メダルプッシャー「ダイノマックス」です。

変更点といえばやはり圧巻の恐竜のオブジェ。一体はトリケラトプス。もう一体は化石のティラノサウルスでどうやらEXJPの抽選はこれを使用するようです。

基本はスロットゲーム。3Dの画面を使用しているので迫力があります。

メダルを落とす所に水車の形をしたエッグチェッカーという新要素が用意してありこれがEXJPと関わりがあるらしいです。たくさん回せばそれだけチャンスが多くなるようです。

EXJPはティラノサウルスを使用。カラフルなボールが左右からどんどん転がってくるので、ボタンを押して化石の口でボールを掴みます。決められた色のボールを時間内に指定された数だけキャッチできればめでたくEXJP。

他にもミニゲームが満載で楽しげな感じになっています。ただ、メンテナンスが大変そうですが。

セガ

お次はセガ。一番広い面積を陣取っているだけにたくさんのマシンが置いてあります。

メダルコーナーには「toアミー漁」「メダリンク」「クラブマジェスティ」「SNC」と色んなマシンを出展しています。

toアミー漁は大幅に改良されていると噂ではチラホラと目にしていますが、筐体の色やハンドルまで変わっているとは。来場者は空き台が出来次第すぐさま座り、手慣れた感じで遊んでいました。詳細はもう他のサイトで紹介されているので割愛させて頂きますが、私個人の感想は新しすぎて違和感が・・・。網投げる声やスクリーンが開閉する声もなんだかかわいくなっています。確かにハイリスクハイリターンな感じになってます。


コナミ

セガに負けず劣らず大人気だったのはアーケードゲームの雄コナミ。

「エターナルナイツ」はモンスターゲートの正統進化版。国を発展させるとアイテムやダンジョンが増えるそうですが、私はあまり得意では・・・。

「スピンフィーバー」はサイクロンフィーバーのような少し小さくまとまったメダル落としゲーム。コナミお得意のボールを使った抽選ではピンボールのようなスピーディな展開が楽しめます。払い出しも同時に行われるのでとてもスムーズにゲームは進んでいきます。

音楽もビーマニシリーズの曲を使っているので軽快な気分になります。筐体も煌びやかなデザインです。今回のAOUの中では一番わかりやすいゲームだと思います。

総評
セガとコナミはさすがの作りといった所。メダルゲーマーのツボをうまくついています。他のメーカーもいろいろと創意工夫がされています。ですがゲームのわかりやすさ、抽選の面白さ、見た目の華やかさなどがうまい具合に集約される物を作るのはかなり大変な事だと思います。これからどのようなマシンが私達を楽しませてくれるのか、不安でもあり楽しみでもあります。
オマケ

このまま堅苦しい感じで終わるのはなんなので思い出のワンシーンを。



セガブースにいたパフォーマーの一人です。他にもターミネーターのような人が・・・。柱にぶつかって倒れたりして驚きました。楽しい気分にさせて頂きました。



タイトーのブースにいたコスプレイヤーの方です。よくこういう本格的なコスチュームを作れますよね。本当に凄いです。・・・でもこのまま外へ行ったら変な人に変身。やっぱりゲームのキャラクターって変ですね。目、大きいし。

本当ならゲーム画面の写真を撮りたかったのですが、やはり禁止とされてしまうと・・・。良心が痛みます。でも・・・。ネタが欲しいです。今度はチャレンジ?


アミューズメントマシンショー 


07年09月15日 土曜日 晴れ


今回からこのような入場方式を取った模様なAMショーのレポートです。今回はコナミは出展していません。セガに大きな期待がかかります。

セガの新作大型プッシャー、ガリレオファクトリーです。ボールを運ぶレールが複雑に交差し、カラフルな電飾が彩り、メダルが投入口から発射されていきます。メダル投入口は手で持って入れるものではなく、先に投入口に入れておき、ハンドルをグルグル回してメダルを発射するというもの。見た目だけでも子供が喜びそうですね。手も汚れなくて楽でついたくさんのメダルを使ってしまいそうです。手元にある3つのボタンはミニゲームの他に発射の仕方を変えられます。

ボールは5色あり手前に落すとメダルが色に応じてもらえます。最低で黄色の15枚。最高は赤の500枚。でも、黄色の数が多く、赤は少ないようです。JP時にはたくさんのボールがフィールドに転がってきてさながらガチャマンボのようになるようです。カプセル開けたりハンドルを回す手間がなくなるのはいいですねw アンケートでずっと1位だったのもうなずけます。

次はビンゴギャラクシー。こちらは渋谷の時とあまり変わってませんが、BETがあまりできない(最高で300程度)のでハイベッターには不満のようです。

メダリンクお茶犬のほっとメダルは人気キャラのお茶犬を使用したプッシャー。2人別々に遊べ、メダリンクゲームはじゃんけんをします。

アトラスは任天堂の人気キャラカービィのメダルゲームが出展。


メカスロとルーレット、それにボールを使った抽選と子供向けにしてはよくできていました。

ナムコバンダイでは以前から話題の海物語のプッシャーが出展・・・されてましたが実際に触れる事はできず。どうやらボールを使った抽選になるようですが、あのワイド画面は興味を引く事になるでしょう。パチンコ・パチスロ業界もメダルゲームに興味があるんでしょうか?

タイトーのダイノキング3は当選時の恐竜のシッポでメダルを吹っ飛ばす派手なギミックがなくなりパワーダウン? そろそろダイノ以外のマシンが必要だと思いますが・・・。

感想 

目立つゲームがユーザーの目を引き付ける今の時代。そしてついお金を出してもやってみたい、体験したいと思わせるマシン。そういう簡単そうで簡単じゃない条件をクリアしていたのはセガくらいでしょうか。全体的に少し大人しかった感じがしますね。

おまけ


スーパーボールをロボットを操ってゴールへ入れるゲームです。意外に難しく結構熱くなれますね。


閉会時にはこんなに閑散としています。コンパニオンのお姉さんの行列ちょっと見たかったでした。


アミューズメントEXPO 2008

 2008年2月16日 

 凍えながら長蛇の列に並ぶ事1時間半。ようやく開場して最初に向かったのはセガでもなんでもなくカプコンブース。もちろん今年最大の注目作と思われるストリートファイター4を体験しに行き・・・ってもう45分待ちですか(汗)。
それでも並んでいる間に他の人のプレイを見ていたらあっという間に私の番に。

 使用キャラは私をこのケンカだらけの世界に(違)引きずり込んでくれたリュウで。操作感覚は違和感はなくてスムーズに操作できました。超必殺技が1回も出なかったのはがっくしでしたが(ずーっとジャンプ繰り返してたので相手は首捻ってたと思う)。

 もう一度並びたかったけどすでに2時間待ち(実際は1時間半だと思うけど)だったのでナムコの海物語へ。メダル落としなんですが驚くのはボールの数。小さいのが20個はありました。たくさん落とすと気持ち良さそうですが・・・メダルもらえないのはなんていうかご褒美感がなくて・・・。しかもなんていうかフォーチュ(違・・・?)

 次にコナミ。相変わらずカジノっぽいムードのあるブースの中を覗くとデカいモニターが目に飛び込んできました。ミリオネットというこのマシンはコナミマシンのメダルゲームに対応していてある条件を満たすと貯まっていたJPをゲットできるとの事です。でも・・・置き場はどうするんでしょうね? 

 メテオスパークというワンダマーチと同じ筐体のマシンがあったのでプレイしてみました。ボーナスゲームをいかに継続できるかでメダルを増やすという所がポイントのようです。

 

 特に目新しいメダルマシンはなかったので寂しい限りです。音ゲーの列はどれも1時間以上で大変でした。写真はいきなり現れたうさぎさんSです。

 セガブースでは去年のAMショーで初お目見えのガリレオファクトリーを体験。パンフレットを見ると少し改良がなされてるよう。その他は以前とほとんど同じでした。


 去年もいましたね。なんだか。次にビデオスロットコーナーへ。

 ボンバースピンというどこかで聞いたような機種・・・なんですがWILD絵柄怖〜。センターにWILDが止まるとフリーゲームになります。

 ダブルスパークはオーガス社製マシン。センターにボーナス絵柄が止まればフリーゲーム・・・こんなのばかりですがわかりやすくていいですよね。

 次にいつも濃いブース作りで来場者を魅了しているケイブへ。

 パイレーツオブがっぽりは3つのボタンを押して敵をやっつけるメダルゲーム。敵以外にも水着姿のお姉さんも出てくるメダルゲーム初の(?)お色気タイトルです。ちなみにメダルをゲットするには敵を一定の数倒すとルーレット抽選になりその結果により枚数が決定します。ボーナスゲームもあり手の込んだ作りです。

 感想

 今回はスト4で始まりスト4で終わるというくらいカプコンブースの近くをウロウロしてました。閉会時間を過ぎても並んでいる来場者のために電源を切らなかったスタッフに感激しました。そのくらいこのタイトルに賭けているのがよく伝わってきました。ゲームセンターは今、厳しい現実に立たされている状態ですが、このような明るいニュースが飛び込んできてくれると本当に嬉しいし心強いです。