シネマのお値段
ー12月分ー

「バニラ・スカイ」


若くして成功し、すべてを手にした男
しかし、ある事故をきっかけに
夢とも現実ともつかぬ悪夢の世界に迷い込む
キャメロン・クロウ監督作

 ガオのお値段

2001年の最後に観た映画。
うん、いかにもハリウッドって感じでわかりやすく
いっぱい説明してくれた映画(笑)
ちと、ラスト説明しすぎとちゃう?と、不満もちらほら。
面白そうな雰囲気でおしてくれたので、むしろオリジナルへの
興味をもたせてくれたという意味では嫌いではない映画かな〜?
ん〜、なにが言いたいのかっていえば、どっちつかずって感じなの。
って、いうかぁ、期待しすぎちゃったんだな、きっと。
もっと不思議で謎で空気を感じれる映画だと勝手に勘違いしてしまって
あまりの判りやすさに、あらららって腰くだけちまったんよぉ
だから、逆に「オープン・ユア・アイズ」観たくなって
速攻ビデオ屋に行ったという点では興味深い題材の映画ではあったかも。
期待しすぎはいけないね。 心を真っ白にしなくては(笑)

この映画のお値段 ¥1270


 べんのお値段

トム・クルーズ最高!
金持ちのボンボンで、女ったらしって役やらせたら見事にハマるね
しかし、ドラマのほうは、未見なのではっきり言えないけど
オリジナル版にたよるところが大きいンじゃないかな
手堅くまとめたという感じ
どちらかというと、役者の魅力で押す映画
ペネロペって、こんなにカワイかったの?! ってビックリしたね
CMで見た時には、絶対ニコールのほうがいいじゃんって思ってたけど
ん〜、トムの気持ちが揺れるのもわかるなぁ
いいとこなしのキャメロン・ディアスも、持ち前の存在感で強くアピール
もっともその分、役者陣に押されて話の印象が薄くなったかな
説明にたよりすぎの後半部分もちょっと気になる
判らないと評判の映画だったので、
こんな単純な話にしちゃっていいの?という感じ
しかし、あのキャメロン・ディアスに抱きつかれてた
顔も映らないウエイターのエキストラ、めちゃめちゃオイシイよね
あの仕事のためなら、オレもノーギャラで渡米するゼ!

この映画のお値段 ¥1600

「殺し屋1」


歌舞伎町に事務所をかまえる安生組の
組長が忽然と姿を消した。組の若頭、垣原は
組長探しに乗り出すが
組長はすでに、謎の殺し屋”イチ”によって
すでに殺害されていた
究極のマゾ垣原は絶望という快感を味わうため
”イチ”との対決を待ち望む
三池崇史監督作

 ガオのお値段

きゃぁ!!
二度と観たくないのに、面白かったって、どういう事かしら
この映画、よっぽど肝っ玉がすわってないと
映像を直視できないくらい、凄い痛くてキツイ映画。
だけど、潔ささえ感じるほどの勇気のある映像に
ある意味、喜びさえ感じるのはどうしてだろう。
「自分で自分がわかんねぇ怖いよ」 って、感じ(笑)
たぶん、三池監督の、差別のない残酷さがアタシの感動神経に
喜びをあたえてくれるのかもしれない。
普通、子供をそこまで、、と、ほとんどの映像作家がビビって しまうことを、
彼はやるのだ。
そして、彼の映画にハマったきっかけもそこなのかも。
残酷なヤツは子供だからって容赦しないんだよ、と
そういう感覚に惚れたのかも。
今さらキレイ事を観せられてもシラケてしまうアタシには
ぴったりの映画。
でも、イブに観る映画じゃないよね(爆)
しかも「サラリーマン金太郎」も撮ってるなんてどういう監督?(爆)
だって、対極にある映画だもん「殺し屋1」って(笑)

この映画のお値段 ¥1999


 べんのお値段

スゴい!! エグい!! グロい!!!
ディズニーを愛する方
スピルバーグに酔狂している方
浅野主演ならなんでもOK〜♪って方
たまには日本のアクションでも観てみるかぁ、という方は
決してこの映画にふれぬよう
後悔すること間違いなし
しかし・・・三池監督の作品を観た後の、
満足感と一緒にやってくる、この不快感ってなんなンだろうね!
そして、こんな映画二度と観たくないと思いながら、
新作が封切られると、真っ先に飛びついてしまう
この矛盾ってなんなンだろね?!
この映画を観て、その答えが判ったような気がする
この監督って、普段誰もが隠している感情や衝動、
誰もが見て見ぬふりをしている本当の自分の感情を
むき出しのまま、それが当たり前のように、モロに見せちゃうンだよね
言ってみれば、腹が減って死にそうな人間の前に
ただ焼いただけの、そいつの飼い犬を、粗末な皿に盛り付けてしまうような、
そんな、むき出しの本能をさらりと書いちゃうせいなンだよね
グロテスクな表現も、単なるスプラッター的なコケおどしでない事は、
ラストの子供の描写を見ても明白
とにかくヤバイよ、この人!!
そしてなにより、浅野がよかった!!
今までの映画が全部フッ飛ンじゃうくらい、最高だったね!
彼がいなかったら、もっと陳腐な映画になってただろうね
とにかく、燃え尽きたゼ!!!

この映画のお値段
(限りなく2万円に近い)¥200!

「メメント」


10分の記憶しかない男、レナード。
彼は妻を殺されたショックで前向性健忘という
記憶障害になってしまった
妻殺しの犯人を探すため、記憶を
全身にタトゥーとして刻み、
ポラロイド写真を撮り、メモをし
犯人を探し出だそうとするのだが・・

クリストファー・ノーラン監督作

 ガオのお値段

ん〜〜〜、謎、謎、なんだか謎(笑) とにかく謎なのねーーー!!
観終わった後、なんともいえない気分になるぅ
なんていうの? これ、ハマったのかな?(笑)
うん。たぶん監督の罠に まんまとハメられたねアタシ。
こういう映画、初めてかもしれない。
気分が全然すっきりしないのに、すごく、すごく、面白かったのです。
もう一度観たい。でも何度観ても謎な気がする(笑)
ちょっぴり切なくて、ハラハラするんだけどぉ、、、
あぁ〜、フラストレーションたまるのに
こんなに、面白いなんて、わっかんない〜
どういうことよぉ?なんとかしてぇ(爆)
すっごい、気になる。
んでもって、すっごい、ガイ・ピアーズ
かっこいいしぃ〜(ハート)

この映画のお値段 ¥1980


 べんのお値段

物語の終わりから、始まりに戻っていくという逆構造の映画。
しかもその終わりが、
また始まりにつながるというわけのわからなさ。
まるで主人公と同じように、記憶障害になってしまったような感覚に
陥らせる構成がニクイ!
完璧に観るほうの記憶も試されてるよね。
しかも、誰の言葉を信じるかで、登場人物の誰が、
犯人になっても筋が通るという複雑怪奇な設定。
あぁぁ〜〜〜っ もうわかんねぇぇっ!!!
どうせ答えなんてないンだしさ!
監督の頭かち割って、中身みてみたいね!

この映画のお値段 ¥1750

「アメリ」


空想大好き少女は
そのまま大人になった。
アメリの大好きなことはクリームブュリュレの
カリカリをスプーンでくずし
運河で水切りをし豆袋に手を入れること
そして心のどこかで想ってる
自分の世界から飛び立ちたい

ジャン=ピエール・ジュネ監督作

 ガオのお値段

「デリカデッセン」大好きなのです。
でも、あの、ジャン=ピエール・ジュネ監督の
幸せになる映画って??って思ったら
きゃぁ〜♪ んもぉ〜、大好き♪
3日に一度は観たくなるぅぅぅ(笑)
アメリったら、なんて可愛いの!ハマっちゃった。
人の心の中はみかけじゃわからない。
誰でも、心の中に何かをもっている。
サンマルタン運河の味わい深い美しさ。
なにもかもが可愛くノスタルジックな街並み。
どのシーンも、まるで絵のよう。
観ていて思わず唇のはしっこが
あがってしまう気分にさせてくれる愛しい人々。
大好きな猫のゴロゴロ。
そして最後のキスは、今まで観た映画の中で
一番、品があって、可愛くて、 美味しかった!おかわり!(笑)

この映画のお値段 ¥2900


べんのお値段

幸福感ってのは、心の中にスッポリ空いた空間が、
何かで満たされることなンだよね
何で満たされるかは、人それぞれ・・・
それが、クレーム・ブリュレのおこげを壊すことでも、
スピード写真を拾い集めることでも、
バックの中身を出して、元通りに戻すことでも、
葉っぱに穴をあけることでも、
他人から見てどんなにくだらない事でも、それは、その人にとって
最高の幸せなンだよね
観ていて本当に心満たされる映画だね、この映画は!
最初は、変わり者にみえる登場人物たちが他人に思えないモン!
自分も、変に空想が膨らンでいって、気がつくと、
周りが引いてる事なンて、しょっちゅうダもん

って、アメリを見ていると、どこかガオにも似ていて、
映画館で一人吹きだしてたのは、もちろんオレだけデス♪

この映画のお値段 ¥2200

「ELECTRIC DRAGON 80000V」


「なんで俺を怒らせたッ!!」
電気を愛し、爬虫類と心を通わす男と
電気を修理し、怪電波をキャッチする男の
壮絶な電撃バトル!
浅野VS永瀬
8000V対2000万Vの戦い!
石井聰互監督作

 ガオのお値段

え?映画だったの?
って言いたくなるほど短くあっけない中編映画(笑)
昔観た石井監督の「爆裂都市」は、あまりの突っ走りすぎに
思わず眠気がきちゃって殆ど寝てた(笑)
だけど、この映画は、前半寝たんだけど(笑)
って、いうか、こういう安っぽさ嫌いじゃないんだけどね。うん。
なんか高速走ってて車の窓を眺めてると
眠くなるあの感覚に似てるのでした(笑)
でも、後半、浅野っち(ん〜、とってもカッコイイ♪)が
怒り狂いエレキギター(←懐かしい!(笑))を缶で弾きまくり
永瀬さん(無気力な哀愁あるカッコよさっ!)と戦うとこから
面白くって、さぁ〜、面白くなってきたわん、ワクワク!
って、思ったら、終わっちゃった(爆)
おいおいおい!もうちょっと観せて〜なぁ(笑)

この映画のお値段 ¥620


 べんのお値段

「電気は大切に〜ッ!!!」
初期の石井聰互が帰ってきた!
最近、おとなしい作風の作品が多かったので、
「爆裂都市」や「逆噴射家族」でファンになった身には
寂しかったけど、これはヨカッタ!
相変わらず、魅力的な東京の街のロケーションと、
80年代パンクのにおいがプンプンしてね
前半、抑えに抑えた浅野がブチ切れる所からは、 アドレナリン大放出!!
しかし、難を言えば、永瀬とのバトルにもう少し、ネチっこさが ほしかったかな
「爆裂都市」で見せた、めまいのするような、
酔って吐き気をもよおすほどの、力まかせの演出が見たかった
とはいえ、石井監督というだけでモロ手をあげてしまうオレは、
思い入れ度も含めてこのお値段!

この映画のお値段 ¥1800