2004年6月の名馬


 
Smarty Jones:プリークネスS

Smarty Jones

(スマーティジョーンズ)

2001 -

牡  栗毛

父:Elusive Quality
母:I'll Get Along

写真は“The Blood-Horse”表紙
(2004年21号)

5代血統表


今年もアメリカの三冠馬は夢に終わりました.
ケンタッキーダービーとプリークネスSを圧倒的な強さで制し, ついに今年こそは三冠馬誕生か!と期待された Smarty Jones(スマーティジョーンズ)でしたが, 三冠最後のベルモントSで2着に敗れ,Affirmed(アファームド)以来26年ぶりの三冠達成はなりませんでした.

実はアメリカでは毎年のように二冠馬が出現しています.
過去10年(1995〜2004年)で二冠馬が8頭, そのうち,最初の2レースに勝ち,最後の一冠を落として二冠に終わった馬が6頭もいるのです.

アメリカの三冠レースは約5週間という短期間で行われ,競馬場の距離も離れているため, 連戦の疲れが出てしまうことが,三冠馬が出にくい原因の一つと考えられます.
また,最初の2レースは距離が10ハロン(約2000m)と9.5ハロン(約1900m)ですが, ベルモントSは12ハロン(約2400m)と一気に距離が伸び, スピードだけでは乗り切れないということもあります.

というわけで,今年「も」三冠馬を見ることができませんでした. ぜひ来年こそは...って,去年も同じようなこと を言っていた気がするんですけど.



「名馬の殿堂」目次へ

「名馬のページ」目次へ

トップページへ


address=http://cosmarr.com