2002年11月の名馬


 
トウカイテイオー
トウカイテイオー

1988 -

牡  鹿毛

父:シンボリルドルフ
母:トウカイナチュラル

写真は1992年ジャパンC
(14番:トウカイテイオー)

5代血統表

今でこそジャパンCで日本馬が勝つのは当たり前のようになっていますが (1998年 *エルコンドルパサー から4連勝中), 第4回でカツラギエース,第5回で シンボリルドルフ と連勝したあと, あの タマモクロスオグリキャップ でさえ負けてしまう「暗黒時代」が続きました. シンボリルドルフ後はじめて勝った日本馬が,その息子トウカイテイオーです.

父子2代のジャパンC制覇はそれだけですばらしい記録ですが,この他にもいくつかおもしろいデータがあります.

ジャパンCは毎年11月最終週に開催され,この時期は比較的天気がよく,良馬場で行われることが多いのですが,過去2回だけ重馬場になったことがあります.それが,シンボリルドルフが優勝した第5回とトウカイテイオーが優勝した第12回なのです.
また,どちらの馬にも岡部幸雄騎手が騎乗していましたが,ジャパンCで2勝したのはこの岡部騎手だけです.
シンボリルドルフは15頭立ての15番枠,トウカイテイオーは14頭立ての14番枠と,どちらも大外枠で優勝しました.つまり岡部騎手は2度ともピンクの帽子をかぶっていたわけです.

親子だからといっても,ここまで似ているとちょっと不思議な感じです.
ここはもう一息,トウカイテイオー産駒で父子孫3代制覇なんてことになったらすごいですね.



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