競馬を始めて何年かすると「自分の馬が持てたらなあ」と思うものですが(え,そんなの私だけですか?), もちろんそんなに簡単に馬主になれるものではありません. 中央競馬の馬主の場合,年収1500万円以上,資産1億円以上が基準らしく, どう考えても普通のサラリーマンには縁のない話です.
しかし,競馬は「中央」だけではありません.
地方競馬の馬主資格は中央に比べるとかなり敷居が低く,
「普通」のサラリーマンでもある程度の年収があればだいじょうぶらしいということがわかりました.
ある程度の年収というのは,はっきり言っちゃうと(給与所得者の場合)税込700万円です.
地方競馬全国協会
のサイトに思いっきり書いてありました.
そうです,サラリーマンが年収税込700万円を超えれば,個人馬主になれちゃうんです.
そして苦節??年,ついにこの基準をクリアした2005年,
私のへたれ馬主への道が開かれました.
へたれの割にはきっちりした性格なので(自慢になってません),
馬主登録申請に必要な書類をさっそく調べてみたら,
これがまたたくさんありまして...
馬主登録申請書 |
念書 |
経歴書 |
登記されていないことの証明書 |
身分証明書 |
世帯全員の住民票 |
印鑑証明書 |
戸籍謄本(全部事項証明) |
所得証明書(ア 所得証明書・納税証明書等) |
所得証明書(イ 源泉徴収票・所得税確定申告書等) |
カラー写真(タテ30mm × ヨコ24mm) |
中には意味不明の書類もあり,『登記されていないことの証明書』って,なに?
と思ったんですが,これは
『法務局にある後見登記等ファイルに成年被後見人、被保佐人とする記録がないことの証明』
だそうです.
と言われてもまだよく意味がわからない上に,
「法務局」がどこにあるのかもわかりません.
馬主への道は限りなく遠そうで,すでにへたれてしまいました.