EXCELで血統表を作ろう!

レベル7  エラーチェック その1

−データベース入力時に重複をチェックする−

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【データの重複をチェックする】

データベースのデータ数が増えてくると,すでに登録されている馬のデータと同じものをまた追加入力してしまうことがよくあります.これを防ぐためのテクニックを紹介します.

レベル6 までで作成した5代血統表の,“DATA”シートを開いてください.

現在100行目までデータが入力されていて,新たに101行目のA列に,新しいデータ(馬名)を入力したとします.
データベース右側の空いているセル(たとえば J101 セル)に,次のような式を入力します.

=IF(COUNTIF(A:A,A101)>1,"重複データ","")

A101 は,新しいデータを入力したセル)

この式は,「A列の中に,A101 セルのデータと同じものがいくつあるか数え,その値が1より大きければ“重複データ”を,そうでなければ空白を表示しなさい」という意味です.
A101 セルに入力したデータ(馬名)が新規のものであれば,A列の中には,同じ馬名は(入力した A101 セルのデータを含めて)1つしかありません.
しかし,すでに同じものが入力されていれば,この値は“2”となり,重複していることがわかります.

この式を,データがあるすべての行に対して入力すれば,すでに登録されたデータの中に重複があるかどうかをチェックすることもできます.
J1 セルに =IF(COUNTIF(A:A,A1)>1,"重複データ","") と入力し,J2 セル以降,データが入っている最終行までコピーします.



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