2011.6/18(土)〜19(日) 三宅島釣行
19日 三宅島本島(エデン下) Hiro、狂
さて、2日目は実釣時間を極力長く取りたいために地磯釣行に決定。

天狗屋の近くの「エデン下」へと向かう。

磯の雰囲気は、こんな感じで、外洋に面した磯としては低い感じがする。

釣り場までは、さほど遠くないものの、溶岩が横方向に起伏を作り
かなり歩きにくく、また満潮では低い場所はほぼ水没状態。
2011.6/18(土)
三宅島(三本岳マカド根)釣行記へ
釣り座付近は、やはり低く釣り座は海面1mほどの高さ。
突端にはタイドプールがあり、波がなければ出られるものの今日はアウト。

が、この出っぱりのお陰で、周辺の磯には大波が打ちあがっているのに
ここの釣り座は、終日一度も波を被らずに過ごせた。

先端向きに釣りが出来ないのも勿体ないのだが。
釣り座は左手に、東向きで並んで竿を出す。
右手の磯は、浅場が続くので釣りは出来ない。右写真の左手に移ってはいないが、小さなワンドがあり、少し楽しめそうな雰囲気はあった。

この磯は、夕まずめが尾長のチャンスが多い地磯の中で、朝から実績の高い所らしい。

と言うことで、左手ワンドを探ってみると、いきなりガツンと!イスズミだったが魚影はある。

その後、少々沖目を流してみると、これまたギュン!と竿を引っ手繰るアタリが。
チョイと抵抗したものの、上がってきたのは三本岳の尾長よりもやや痩せている43cmの尾長くん。これはとりあえずキープ。
と、続けてのアタリを期待したものの・・・・・
メジナのアタリはおろか、イスズミさえも食ってこない。

代わりに、オジサンが元気よく大量に食ってっ来る。このオジサン、南伊豆では時折磯際にも食いあがって来るが、
それ程足の速い魚ではないと思われるので、メジナ・イスズミなどの上モノはいないのだろう。
そして、ついに業を煮やし、上写真の御蔵島の見えるポイントに入る。
もちろん・・・・波が来るので手前から。

仕掛けが、岩に絡まないように注意しながらの釣りになる。


そして、潮が東向きに動き出すと、海もざわつき始め、
沖のシモリの影で、40cmクラスの尾長くんが食ってくる(リリース)。

久しぶりのメジナの引きを楽しんだら、Hiro氏にも待望のアタリ!
今日一の45cmの尾長くんをゲット!

しかし、その後が続かず木っ葉がチョロチョロと顔を出す程度。

上がり時間まで攻め続けるが、期待したアタリもなく、昨日と同じく
尾長一尾ずつのお土産で終了。

2日間の釣りで筋肉痛になり、ほど良いダルさのまま12時の迎えの車で
天狗屋に戻り、帰り支度。シャワーをもらって、お昼御飯のカレーライスを
食べながら軽く一杯。身体じゅうが弛緩する。

3人組も地磯に入ったとのことだったが、今日は駄目だったらしい。
そして、13:30天狗屋を後にして、往路と同じく錆ヶ浜港へ。
とーちゃんから、ゴールデンタイムの話を聞いて、またもや盛り上がる。

さて、今年も50アップに出逢えず、少々悔しい思いも残しつつ、ゴールデンタイムと言う楽しみも増え、
また釣行費の貯金をして来島しなければだな。

【余談】
持ち帰った尾長二尾を捌いてみると、ラードが詰まっているのか?と思うほどの内臓脂肪。
腹周りの身にも、こそぎ落せる程の脂がこってり。
刺身と塩焼きで食べてみたものの、刺身3切れほどでげっぷ〜となるほど。

残った刺身を翌日に味噌汁に入れてみたものの、今度は臭みが出てアウト。

なんて、話をしていたら、Hiro氏からも「胸やけが〜」とメールが届いた。

この季節の三宅のメジナ、なぜにこんなにメタボリックなのだろうか。
天狗屋の猫たち。全部で8匹位いるだろうか・・・・