なんだこれ? A24らしいとも言えるのかもしれないが、頭の悪いボクにはほとんど理解できなかった。悪夢なの? エロティック・ホラー? とにかく不快で気分が悪くなった。解決はなく、ただ現象を描いただけ。いや心象風景なのか? とにかくわからない。恐かったのは恐かった。常軌を逸したものの怖さ。訳のわからない怖さ。これを作った人への怖さ。ラストのが一番恐いかも。 裸も恐い。それも男性の全裸。役者は大変だ。場合によっちゃ、DVDとかが出たらじっくりと見られるかもしれない。そんなリスクも込みの出演料か。そんなことまで考えてしまう。必要だったのかと考えると、怖さの点では必要だったのかもしれない。不気味な感じ、異様な感じはよく出ていた。それでも必要だったのか。 だいたい、入場してヤバいと思った。公開して1週間しか経っていないのに、パラパラとしか観客がいない。小さいキャパのスクリーンでも気になるほどの不入り。うーむ、見なくても良かったかも……。A24、こういうの多いなあ。 公開10日目の初回、銀座の劇場は16〜17分くらい前に開場。最初オヤジが4人。最終的には98席に12〜13人の入り。ほぼ中高年の男性で、女性は3人ほど。若い人は2人いたか。 CM・予告のあと、暗くなって映写機の左右マスクのまま、映画泥棒、ケロロ軍曹の海賊版から本編へ。 |