★なぜアラスカ?★


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 たぶん、普通に日本で暮らしていると、アラスカへ行くということは考えつかないと思います。よほど釣りが好きだとか、新田次郎の「アラスカ物語」を読んで感動したとかいうのでもなければ、行ってみたいとはならないでしょう。オーロラは北欧でも見られますし。

 私はかなり昔、「アラスカ物語」を読みましたが、感動したもののすっごく遠くにある最果ての地くらいにしか思っていませんでした。

 それが、最近になってアラスカに住んでいらっしゃる日本人の作家、ウッディ小林さんとお知り合いになったことから、グッと身近な所になったのです。

 ウッディ小林さんは、私のアウトドアの先生であり、フィッシングの先生であり、射撃の先生でもあります。


town
アンカレッジ市内、四番街交差点付近
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 アメリカ最大の面積を持つ州(第2位のテキサス州の2.5倍、全米の1/5もあり、日本の4倍!!)であり、最北端の州でもあります。広いので、人の手が入っていない原生林などがいたるところにあります。なんと95%もが原生自然のままなのだそうです。それどころか、最大の都市であるアンカレッジ市内の林にムース(ヘラ鹿)がいて、草を食べていたりします。

 夏には白夜になり、冬には日照時間が数時間になってしまいます。気温は最南端の大都市アンカレッジでも真冬にはマイナス15℃とか20℃になることさえあります。そして全天を覆うようなオーロラが出たりもします。一年中、氷河も見ることができます。


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青く見えるのが氷河
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 でも、たとえば1週間でもアラスカで暮らしてみると、その素晴らしさに取り憑かれ、リピーターとなってしまうのです。大自然と、純朴で礼儀正しく優しい人々(意外と白人が多い)。ゆったりとした時間。現代人が失ってしまった何かが、まだアラスカにはあるのです、きっと。

参考→「ウッディ小林」 →「アンカレッジの今
  →「アラスカのリンク集


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